過去ログ - シンジ「僕はまた、ゲッターロボに乗ります」【エヴァ×チェンゲ】
1- 20
244: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 21:42:00.14 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「どうして、どうして隼人さんはそんな風にいられるんですか……
ガイは倒れて、ゴウは、ゴウは……ここにはいない……」ドンッ

シンジはその場にうなだれ、何度も地面を叩いた。
弁慶が慌てて止めに入るが、それでもシンジは拳を痛め続ける。
以下略



245: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 21:43:31.70 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「真ドラゴンがこうなった今、ゴウの体が無事だったとしても、ゴウはもう……」ウッ

弁慶「…………」

竜馬「そうか、アイツは……」
以下略



246: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 21:44:54.34 ID:Ou5Nz1w70
チバ「! し、司令! 真ドラゴンの地盤に生体反応を確認!」ハッ

ヤマザキ「まさか……ゴウ!?」ダッ

シンジ「! ゴウだって!?」ダッ
以下略



247: ◆F1zPmLH.Z2[saga]
2016/04/07(木) 21:46:05.04 ID:Ou5Nz1w70
※次回予告のBGM

『友人が倒れ、ゲッターから離れ、傷心のシンジにミチルは微笑む』


以下略



248: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 21:48:32.25 ID:Ou5Nz1w70
昼 病室

ガイの鼓動を知らせる心電図の音が、いやに大きく響いていた。
シンジは今日もガイの見舞いに訪れ、動かない彼を見ていれるだけ側に座り続ける。

以下略



249: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 21:49:25.21 ID:Ou5Nz1w70
ミチル「シンちゃん、泣いてもいいのよ。私なら全部受け止めてあげるわ」

シンジ「……ありがとう姉さん。でも、ガイが目を覚ますまでは泣かないって決めたんだ」

ミチルと共に病院の廊下で崩壊した町を眺め、シンジは今までのことを思い返した。
以下略



250: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 21:51:31.67 ID:Ou5Nz1w70
ミチル「シンちゃん、あまり思いつめないで」

シンジ「思いつめるよ。だって木星の引力圏から離脱したガニメデが、一ヶ月後には地球に到達するんだもん」

ミチル「そんな石っころ一つ、ゲッターで割っちゃえばいいわ」
以下略



251: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 21:52:28.74 ID:Ou5Nz1w70
シンジ(どうしてミチル姉さんが帰ってきたのかも。
だけど姉さんもゲッターに乗れない。これで……いいのかな……)

シンジ(姉さんは優しい。それに僕はまた、姉さんに会いたいと思っていたはずだ)

以下略



252: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 21:53:36.91 ID:Ou5Nz1w70
夕方 草むら

ミチル「シ〜ンちゃん、寄り道しましょ。ほら、空気が綺麗」

シンジ「うん。……ここも、前に来た時から変わっちゃったな」
以下略



253: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 21:55:00.23 ID:Ou5Nz1w70
ミチル「それは愛。シンちゃんに、限りない希望を与えてくれるのよ」

シンジ「……うん。僕はここで、愛を沢山知った」


以下略



325Res/221.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice