過去ログ - シンジ「僕はまた、ゲッターロボに乗ります」【エヴァ×チェンゲ】
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84: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:32:20.94 ID:Ou5Nz1w70
ゴウ「別の人間が、俺になろうとしている」

ゴウの目線が、窓の外へと向けられた。先程まで戦っていた方角だ。

ゴウ「お前の顔を見る度、俺が俺でなくなっていく」
以下略



85: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:33:30.69 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「そうだゴウ、明日午前零時からまた作戦があるんだけど。もう聞いてる?」

ゴウ「…………」

シンジ「……いつもみたいに、『もう知っている』って言うかと思った」
以下略



86: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:35:09.94 ID:Ou5Nz1w70
深夜 山のふもと

体の負担を考え、今回はゴウとシンジの二人で出撃することとなった。
真ゲッターロボの横に並び、作戦開始まで星空を眺める。

以下略



87: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:36:55.52 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「今まで早乙女博士はゴウに色んなことを強要して、でもちっとも優しくしなかったのに」

シンジはふいに、家出中ゴウに言われた言葉を思い出した。
それを別の言葉で伝えようと、淡々と表現を探す。

以下略



88: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:37:56.20 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「…………ゴウ」

ゴウ「その痛みが少ないよう、博士は俺をただの道具だと割り切っていた」

だから早乙女博士は曲がりなりにも父親だった、とゴウの瞳は語っていた。
以下略



89: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:38:44.63 ID:Ou5Nz1w70
隼人「いいかシンジ、コーウェンとスティンガーは必ずやってくる。今回の作戦は三分のみだ。それ以上は戦闘を続行できない」

シンジ「何故ですか? 隼人さん」

隼人「ゴウの体がもたないからだ。最初から真ゲッター2で迎え撃て」
以下略



90: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:40:02.63 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「ゴウ、集中して!」

ゴウ「!」ハッ

シンジ「早乙女博士のことを考えているの!? 思い出して、自分が何の為に戦っているのかを!!」
以下略



91: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:41:02.12 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「ゲッタードリルッ!! うおおおおおおお!!」ガガガガガ

飛び出したドリルが敵の体を貫いた。
飛び散る肉片の中、真ゲッター2の中にコーウェンとスティンガーの声が響く。

以下略



92: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:42:34.01 ID:Ou5Nz1w70
コーウェン&スティンガー「「鍵に自我が芽生えたというのか!!」」

スティンガー「なるほど、だから早乙女はあの時自ら命を絶ったのか!」

コーウェン「奴を道具としてより進化させようと、彼の出現を待っていたに違いない」
以下略



93: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 16:43:51.46 ID:Ou5Nz1w70
ゴウ「…………?」

時間切れの影響を受けたのは、ゴウだ。

シンジ「どうしたの、ゴウ。動きが鈍くなったよ!」
以下略



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