過去ログ - シンジ「僕はまた、ゲッターロボに乗ります」【エヴァ×チェンゲ】
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:35:09.94 ID:Ou5Nz1w70
深夜 山のふもと
体の負担を考え、今回はゴウとシンジの二人で出撃することとなった。
真ゲッターロボの横に並び、作戦開始まで星空を眺める。
以下略
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:36:55.52 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「今まで早乙女博士はゴウに色んなことを強要して、でもちっとも優しくしなかったのに」
シンジはふいに、家出中ゴウに言われた言葉を思い出した。
それを別の言葉で伝えようと、淡々と表現を探す。
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:37:56.20 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「…………ゴウ」
ゴウ「その痛みが少ないよう、博士は俺をただの道具だと割り切っていた」
だから早乙女博士は曲がりなりにも父親だった、とゴウの瞳は語っていた。
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:38:44.63 ID:Ou5Nz1w70
隼人「いいかシンジ、コーウェンとスティンガーは必ずやってくる。今回の作戦は三分のみだ。それ以上は戦闘を続行できない」
シンジ「何故ですか? 隼人さん」
隼人「ゴウの体がもたないからだ。最初から真ゲッター2で迎え撃て」
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:40:02.63 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「ゴウ、集中して!」
ゴウ「!」ハッ
シンジ「早乙女博士のことを考えているの!? 思い出して、自分が何の為に戦っているのかを!!」
以下略
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:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:41:02.12 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「ゲッタードリルッ!! うおおおおおおお!!」ガガガガガ
飛び出したドリルが敵の体を貫いた。
飛び散る肉片の中、真ゲッター2の中にコーウェンとスティンガーの声が響く。
以下略
92
:
◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:42:34.01 ID:Ou5Nz1w70
コーウェン&スティンガー「「鍵に自我が芽生えたというのか!!」」
スティンガー「なるほど、だから早乙女はあの時自ら命を絶ったのか!」
コーウェン「奴を道具としてより進化させようと、彼の出現を待っていたに違いない」
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:43:51.46 ID:Ou5Nz1w70
ゴウ「…………?」
時間切れの影響を受けたのは、ゴウだ。
シンジ「どうしたの、ゴウ。動きが鈍くなったよ!」
以下略
94
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:44:42.24 ID:Ou5Nz1w70
ゴウ「俺にはもうゲッターの声が聞こえない。それに、博士はいつも俺に言っていた」
隼人「ゴウ……! シンジ、オープンゲットしろ!」
シンジ「いつもそればっか言わないでください! ゴウを置いて逃げられませんよ!」
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:46:16.45 ID:Ou5Nz1w70
ゴウ「このまま生き存えたとしても真ドラゴンが役目を終えた時、俺は」
シンジ「止めてよッ!!」ガッ
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96
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◆F1zPmLH.Z2
[sage saga]
2016/04/07(木) 16:47:26.09 ID:Ou5Nz1w70
隼人「シンジ……お前……!」
同じ性別。同じ年齢。そして父からの、伝わらない思い。
自分と重ね合わせたゴウの姿に、シンジは涙し心から叫び続けた。
そうでなければ、自分さえ救われない気がしたからだ。
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