過去ログ - シンジ「僕はまた、ゲッターロボに乗ります」【エヴァ×チェンゲ】
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9: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:07:34.15 ID:Ou5Nz1w70
早乙女博士「もう遅い。人類には時間がないのだ。
さあシンジよ、ゲッターに乗りインベーダーと戦うのだ!!」ハーッハッハッハッハ!!

彼から告げられた真実に、シンジはショックを受けその場でうつむき動けなくなってしまった。
世界の行く末に関わる人物の息子だなんて、十四歳の少年にとっては重すぎる事実だ。
以下略



10: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:08:49.57 ID:Ou5Nz1w70
弁慶「シンジ……」クッ

シンジ「父さ……」

シンジの中で、武蔵との、弁慶との思い出が博士に崩されていくような気がした。
以下略



11: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:10:26.30 ID:Ou5Nz1w70
シンジは義父の体を見て、眉を引きつらせた。
はだけたジャケットから覗く包帯は、今人類が晒されている脅威をまざまざと語っていたからだ。

シンジ「あ、ああ……父さん。いや、僕の父さんは、僕の父さんは……!」

以下略



12: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:11:22.40 ID:Ou5Nz1w70

だが、いつまで経っても衝撃はこない。

シンジ「…………、あ、あれ? 痛くない……」パチ

以下略



13: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:12:27.83 ID:Ou5Nz1w70
シンジ(ち、違う。どうしてこの人を見てそう思ったんだろう。姉さんはもっと女性らしい人だったのに)ハッ

シンジ「君、こんなに怪我してる! まさか、僕を守ったせいで」

ゴウ「シンジ」
以下略



14: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:13:25.10 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「そんな体で動いちゃ駄目だ! そんな……!」

シンジはグッと息を飲んだ。ゴウも弁慶も傷ついている、そして全員、シンジに期待している。
やるしかない。

以下略



15: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:14:44.52 ID:Ou5Nz1w70
シンジ、ゴウ、そして弁慶は真ゲッターロボへと搭乗した。だが今万全の状態で戦えるのはシンジしかいない。

シンジ(逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……! 姉さん、武蔵父さん、僕は)

隼人「真ゲッターロボ、発進!!」
以下略



16: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:15:51.32 ID:Ou5Nz1w70
だが、真ゲッター2の足がインベーダ―によって絡み付かれた。
脱出しようにも四肢を束縛され、装甲が破壊されていく。

シンジ「ひっ……そんな、一体どうすればいいんだ!!」ガチャッ

以下略



17: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:17:05.50 ID:Ou5Nz1w70
シンジ「そんな、動いてよ! ゲッター!!」ガチャッガチャッ

弁慶「落ち着け、シンジ!」

シンジ「このままじゃやられちゃうよ! 父さん! 嫌だ、誰か助けてよ! 父さん! 父さん!」
以下略



18: ◆F1zPmLH.Z2[sage saga]
2016/04/07(木) 14:18:29.44 ID:Ou5Nz1w70
何を訳の分からんことを、と言いたくはなったが今のシンジにその余裕はなかった。

シンジ「僕の、全て……?」

目を閉じ、意識をゲッターへと集中させる。
以下略



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