過去ログ - 小日向美穂「私が死んだ夜、卯月ちゃんは日向のままで」
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132:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 18:42:08.93 ID:r2zuCCc5o
次第に私は、ここにおいては時間というものから抜け出して、

私たちだけの永遠の世界を作り上げてしまったような気さえする……

そしてとうとう二人の完全な幸福の絵を手に入れたように見えた瞬間、

これに重なって、不意に私たちの未来を暗示するような幻影が

同時に脳裡にはっきりと浮かび上がってくる。


それは紛れも無く、あの時に私を脅かした破滅への予感でした。

私の背後、そのすぐ後ろまで迫っているもの……。

幸せに溺れすぎて見落としてしまっていたもの……。

私は眠ったようにとつとつとそんな事を考えていました。


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