過去ログ - 小日向美穂「私が死んだ夜、卯月ちゃんは日向のままで」
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133:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 18:53:10.81 ID:r2zuCCc5o
……私と卯月ちゃんはもうアイドルを辞めてしまっても良いと思っている。

それどころか、私は卯月ちゃんを独占したいと思うあまり、

もう彼女が他の誰かの目に触れることさえ我慢ならないくらいだったので、

彼女にはアイドルで居て欲しくないと願うほどでした。

けれど、卯月ちゃんがアイドルを辞めてしまったら、

私が愛していたはずの彼女の才能は一体誰のためのものになるのでしょう?

私は卯月ちゃんの、一体何を愛していたというのでしょう?

私はアイドルの卯月ちゃんと、彼女の絶対的な女神のような笑顔を

ずっと求め続けていたのに、私がいま独り占めしているのは

島村卯月という少女の恋のように優しい笑顔だけではないのでしょうか?


私は、けっして手が届かないからこそ、卯月ちゃんの美しさと才能を愛していたのです。

かつて自分が崇拝し、その運命に忠実であろうと心に決めたはずの卯月ちゃんの才能は、

今や私の手によって失われつつありました。


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