過去ログ - 【モバマスSS】双葉杏、王さまになる
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31:名無しNIPPER[sage]
2016/04/12(火) 17:10:52.53 ID:zVGWFA8DO
おもしろそう
頑張れ


32:名無しNIPPER[sage]
2016/04/12(火) 18:30:43.46 ID:SnYsLlDIo
後で上がるのわかってても悲しいなぁ……


33: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2016/04/13(水) 19:47:11.01 ID:9GMyJ2E00
>>7 訂正
× 彼はポケットから新しい飴玉を取り出すと、なおも何かを言いかけた私の口の中にそれをむぎゅ、と放り込んできた。
○ 彼は持っていた缶から新しい飴玉を取り出すと、なおも何かを言いかけた私の口の中にそれをむぎゅ、と放り込んできた。
>>26
×下敷きした彼がクッションになって、大した怪我もしてなくって。
以下略



34: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2016/04/13(水) 19:51:02.75 ID:9GMyJ2E00
===3.「王さま、ぐうたら王国」

 テレレッテ、プルルップ……いつか聞いたことのある、気の抜けたラッパの音で私は夢から起こされた。
 ベットの中で丸まっていた体を猫みたいにゆっくりと伸ばすと、枕元へと手をやって目覚ましを止める。
 
以下略



35: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/13(水) 19:55:43.26 ID:9GMyJ2E00
 
「……こりゃまたひどいや」

 にやりと口の端を上げて、鏡の中の自分に挨拶。
 
以下略



36: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/13(水) 19:58:00.77 ID:9GMyJ2E00
 
 そうこうしている内に、「チンッ」と音を立てて食パンが焼きあがる。

 私はアツアツのトーストにバターを塗ると、出来立ての目玉焼きと一緒にお皿に乗せて。
 小さなテーブルの上に、牛乳の入ったコップと共に並べたら、朝ごはんの準備はばっちりだ。
以下略



37: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/13(水) 20:01:09.92 ID:9GMyJ2E00

 とはいえ、食器を片付けると言ったって、私は命令を下すだけ。

 王国一の勤労者である洗浄機君に食器を任せると、着ていたパジャマ代わりのシャツを脱ぎ捨て、
 まだ少し大きな制服に袖を通したら、もう一度洗面台へ移動する。
以下略



38: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/13(水) 20:02:18.02 ID:9GMyJ2E00
 
 とにかく、そんな勘違いに対していちいち訂正を入れるのにうんざりした私は、
 一目で女の子と分かるように、髪を伸ばし始めたってわけ。
 
 以上、私の自分語りは終わり! 忘れてたけど、学生の朝は忙しいのだ。
以下略



39: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/13(水) 20:04:32.49 ID:9GMyJ2E00
===
 
 まっ、大体こんな感じで平日は学校に通い、家に帰ってくると家事や宿題をこなしてから、後はゲームやネット、
 漫画やアニメなんかの、思いつく限りの娯楽(ただし、インドアに限る!)をして日々を過ごす。
 
以下略



40: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/13(水) 20:08:05.06 ID:9GMyJ2E00
===4.「王さま、赤い夢をみる」

 手渡された紙に赤いペンで書きこまれた数字が、私の存在価値を表していた。
 
 ふと感じる気配に振り向けば、後ろには沢山の小さな影。
以下略



41: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/13(水) 20:11:54.45 ID:9GMyJ2E00
 
 気づいたら、逃げてたはずの私が、今度は皆を追いかけてるんだ。
 でも、この小さな体じゃとてもじゃないけど追いつかなくって。
 
 あれだけ仲の良かった子でさえ、他の皆と同じだ。
以下略



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