過去ログ - わたしのお家の天使ちゃん【オリジナル百合】
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名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:04:17.56 ID:kEEiAtYe0
「ただの居候が調子に乗らないで」
「そ、そんな……」
「私は家に一人で居ても全く寂しくなんて無いし、貴女が居なくなったって一向に構わない」
以下略
27
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:06:30.37 ID:kEEiAtYe0
別に前の恋人がそんなに良かったとは思えない
向こうから好きって言われて、私にはそんな気が無かったから断ったのにしつこく迫ってきて、『友達からなら』って答えたら凄く喜んで
そこからは私のためにひたすら尽くしてくれた、ずっと私に愛を囁いてくれて、いつの間にか付き合ってた
以下略
28
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:07:42.93 ID:kEEiAtYe0
だけどどうすればあの人の心を取り戻せるか分からなかった、だからずっとあの人に尽くしたり、『結婚』という形で愛を具現化したがった
だけど恋人関係っていうのは二人の愛の大きさが同じくらいじゃないと成り立たない、私の愛が大き過ぎて二人の関係は壊れちゃった
結局、私はあの人が好きだったのか、あの人がくれる愛が欲しかっただけなのか、まだわからないし、考える気もしない
以下略
29
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:08:34.83 ID:kEEiAtYe0
次の日の朝、もしかして天使ちゃんは私に腹を立てているかと思ったけど相変わらず天使の笑顔でキッチンに立っていた
「おはようございます! 朝ごはんできてますよ」
天使ちゃんがそんなだから私も昨日のことは忘れて朝ごはんをゆっくり楽しむことにした
以下略
30
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:09:49.91 ID:kEEiAtYe0
飲み会、別に好きでもない人と一緒に仕事の話や世間話をするのは仕事と何が違うのか
そうは思うけど今までは特に何とも感じてなかった、でも今日は違った
天使ちゃん あの子のことが心配で仕方ない
以下略
31
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:11:46.23 ID:kEEiAtYe0
天使ちゃんはそんなに弱い子だろうか? いやそんなことはないはず……
「……」
そうだ、私が帰りたいのは私が天使ちゃんに早く会いたいからだ……
以下略
32
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:12:18.30 ID:kEEiAtYe0
「おかえりなさい!」
天使ちゃんは居てくれた、私のために遅くまで起きていてくれた
「天使ちゃん!」
以下略
33
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:14:10.04 ID:kEEiAtYe0
「ねぇ、何でこんな時間まで起きててくれたの?」
「だって…… 今日はお姉さんと一緒に寝れる最後の夜になるかもしれないから……」
「最後……」
以下略
34
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:15:53.73 ID:kEEiAtYe0
「わたし…… 天使ちゃんと居たい…… 天使ちゃんと一緒にご飯食べたい…… 一緒に寝たい…… いつかお出かけもしたい……」
「天使ちゃん! ずっとここに居て! あなたが誰でもいいからわたしと一緒に……」
「はいっ!」
以下略
35
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/04/14(木) 00:16:21.07 ID:kEEiAtYe0
「天使ちゃん……」
「お姉さん、わたしお姉さんのことが大好きです!」
「わたしも…… わたしも天使ちゃんのこと大好き!」
以下略
36
:
名無しNIPPER
[saga sage]
2016/04/14(木) 00:18:30.30 ID:kEEiAtYe0
ここで切ります、書き溜めは終わったので明日には完結できそうです。
パンツはまだ穿いててください。
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