501:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 18:55:47.71 ID:TBEaJjTa0
―――病院
一方その頃――
502:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 18:56:22.94 ID:TBEaJjTa0
そして、プロデューサーは。あの怪獣は。みんなは。今どうなっているのか。
未央はベッドを下りると、病衣を脱いでドレスに着替え、足早に病院を出た。すると――
卯月「未央ちゃん!?」
503:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 18:56:56.90 ID:TBEaJjTa0
こずえ「まってー……」
こずえの声がそれを遮った。みな驚いて彼女の顔を見る。
504:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 18:57:47.20 ID:TBEaJjTa0
珠美「エックス殿はエクスラッガーのことを『想いを形にする剣』って言っていました!」
輝子「そ、それが……未央ちゃんの中にあるなら……」
505:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 18:58:28.46 ID:TBEaJjTa0
裕子「プロデューサー、ちひろさん、聞こえますか?」
ちひろ『ゆ……裕子ちゃん……?』
506:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 18:59:07.28 ID:TBEaJjTa0
―――千代田区三番町
エックス「グッ……」
507:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 18:59:40.16 ID:TBEaJjTa0
ちひろ『……あれは!』
エックス『来たか!』
508:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 19:00:16.64 ID:TBEaJjTa0
ちひろ『ぐすっ……これで、「United 9」勢ぞろいですね』
ぐしゃぐしゃになった笑顔でちひろが言う。
すると予想外の反応が返ってきた。みんな、首を横に振ったのだ。
509:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 19:00:46.88 ID:TBEaJjTa0
エックス『……な、なあ……』
卯月『? どうかしましたか?』
510:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 19:01:18.69 ID:TBEaJjTa0
ウィジュー『何をごちゃごちゃとやっている!!』
そこへウィジューの怒声が聞こえてきた。
だが誰も笑顔は絶やさない。不安も絶望も、ここにいる者の心には一切なかった。
511:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/30(土) 19:01:53.13 ID:TBEaJjTa0
エックス「――フッ!」
エックスの全身は淡い虹色の光に包まれていた。
その中で胸のカラータイマーが金色に光っている。そこへ右腕を翳し、そして斜め上に掲げ上げた。
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