過去ログ - 男「俺には幼馴染はいる。けれども馴染みがある訳じゃない」
1- 20
29:1 ◆EZarcElGGo[saga]
2016/05/10(火) 00:33:16.85 ID:9Wqii9YY0
部長が言った通り、今日からの練習は先行の為に紅白戦など実戦形式が多めになった。
三年生の引退試合であるインターハイ予選では俺も男友はベンチであった。3年生がいなくなった今、スタメンを目指している。他の奴らも当然、目指しているようで、皆目をギラつかせていた。練習の雰囲気もピリピリと緊張感が漂っていた。
 練習後の自主練でもそれなりの人が残っていった。けれども時間が経つにつれて一人一人と抜けていって、最終的には俺と女と二人になった。

男「どう、選手なれそう?」

女「んーミカちゃんいるしスタメンは厳しいかなぁ?」 

ミカは女と同じ学年でかつ同じポイントガードである。ミニバスからやっていて、中学には県選抜の候補にもなったミカと女と比較すると、どうしてもミカの方が軍配が上がる。

女「だから、ベンチ狙いかな。 男は?」

男「んーまぁスタメンめざしてってところかな」

女「大丈夫だよ。男は絶対にスタメンだと思うよ?」女は笑顔でそう言った。そして俺の心の奥で少しドッキとした。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
78Res/36.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice