1:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:18:38.60 ID:iFAYVApt0
数年前のある日、少女は男に出会った。
「あなたとならば頂点に辿り着ける」
男はそう言って手を差し出す。
少女は訝しがりながらも男の手を取った。
こうして歯車は小気味の良い音を立てながら回り出す。
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:19:32.53 ID:iFAYVApt0
男は少女に曲とドレスを贈った。
「行ってきます」
3:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:20:07.20 ID:iFAYVApt0
少女は男の期待にステージで応えた。
「よくやった。お疲れ様」
4:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:21:31.17 ID:iFAYVApt0
そんな日々を繰り返すうちにいつしか少女はトップアイドルと呼ばれるようになった。
「いつの間にか遠くまで来ちゃったね」
5:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:22:12.61 ID:iFAYVApt0
あの日の少女の名は渋谷凛。
女子高生。
6:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:26:41.05 ID:iFAYVApt0
「約束は守るよ」
男は自身に誓うかのように呟く。
7:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:27:50.59 ID:iFAYVApt0
***
8:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:28:16.93 ID:iFAYVApt0
あのガラスの靴を履きたい子がたくさんいるのは私も知っている。
だけど、それは私が進むのを諦めていい理由にはならない。
9:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:30:57.95 ID:iFAYVApt0
ドレスを身に纏った私は振り返って彼を見る。
「行ってらっしゃい」
10:名無しNIPPER[saga]
2016/04/19(火) 04:32:45.72 ID:iFAYVApt0
この話の続きは20日後に皆様の手で。
どうか渋谷凛に皆様の力をお貸しください。
11:名無しNIPPER[sage]
2016/04/19(火) 07:17:00.07 ID:XQRRMB6lo
おつ
12:名無しNIPPER[sage]
2016/04/19(火) 14:58:22.63 ID:NoAGvOtDo
おつおつ
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