過去ログ - カズマ「とある一日の」めぐみん「エクスプロージョン!」
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14:1 ◆otNZqYYssM[saga]
2016/04/22(金) 19:37:05.71 ID:k8rhvYclO

「よし!私ちょっと文句言ってくるわ!」

「おいアクア!」

「アクアは仕方ないですよ」

「……めぐみんは随分と落ち着いているな?」

「今日はちょっとだけいい事がありましたから」

「う」

言葉に詰まるダクネス

……きっと色々な考えを巡らせているのだと思う

ダクネスは自分の立場や私達の関係をきっと気にしているから

だから最後の一歩が出ない

押し止めようとしているのがわかる

「……前にも言いましたが」

「?」

「私はカズマが誰を選んでも文句は言いませんよ」

「め、めぐみん?」

「むしろ私達の誰かなら嬉しいとさえ思います。勿論譲る気もありませんが、それでもよくわからない人に取られるぐらいならば……と思うぐらいにはそう思ってます」

「……」

ダクネスは無言になる

私の言葉の意味を掴もうとしているのかもしれない

しょうがないのでこの親友にもう少し後押しをする事にする

「……カズマには内緒ですが私は最悪それが一人に向かなくてもいいと思っていますよ」

そう言ってから目の前に置かれたシュワシュワをダクネスに向けて軽く持ち上げる

「その発言は相当にマズイな……とてもカズマには聞かせられない」

ダクネスもまた自分のグラスを軽く持ち上げる

「そこで私が女神の力を使い!魔王を弱体化させたって訳よ!」

「「「へー凄いですね」」」

「何で誰も信じてくれないのよ!?」

騒々しい騒ぎを後ろにカツンっとグラスが小気味良く鳴るのだった

そしてダクネスは笑う

きっと私も笑っていると思う


「よーし!パパ。ハーレム作っちゃうぞー!」


そんな、馬鹿な発言を聞くまでは


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