過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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577:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:13:31.35 ID:a2V6/jCW0

男は答える。
明石はそれでよしとした。
男に対しての情、それ以上の感情を明石は持っていなかった。
もしも誰からか、提督に対して恋慕があるかと聞かれたならば彼女は大笑いしただろう。
以下略



578:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:14:17.76 ID:a2V6/jCW0

「壮観ですね」

明石は、そう人形遊びを終えた提督に嫌味を言った。
人形らの前に立ちタバコをくわえた彼は、苦笑する。
以下略



579:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:14:45.63 ID:a2V6/jCW0

「手間かけたな…ほらよ」

それから彼は中華製のスマホを明石に手渡す。

以下略



580:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:15:15.93 ID:a2V6/jCW0

明石はそう言うと、送金画面が表示されたスマホから視線を外した。
彼女は提督を見る。
顔は別として…いい男だろう。
力もある。
以下略



581:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:16:26.70 ID:a2V6/jCW0

「提督」

「なんだ」

以下略



582:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:17:08.31 ID:a2V6/jCW0

「だろうな。自覚ある」

「もうですよ、双六をやめてもいいでしょう。あなた、ボードから下りれるでしょ?」

以下略



583:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:18:09.99 ID:a2V6/jCW0

「お前は強いな」

そんな明石の問いに、提督は答えたが、答えになっていなかった。
もっとも男の性格を知るからこそ、明石はその意図が分かったのだが。
以下略



584:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:18:40.32 ID:a2V6/jCW0

提督は笑う。
それから提督は明石に本意を話した。
それは明石が予想したよりもひどいものだった。

以下略



585:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:19:49.53 ID:a2V6/jCW0

「そ、何時も君はそうだっけ」

知らず、明石の口調が本来のものになる。

以下略



586:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:20:37.58 ID:a2V6/jCW0

明石は手を離す。
硬く、なめらかな男の指の感触を覚えた手で彼女は敬礼した。

「では…ご武運を。提督、明石出撃します」
以下略



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