過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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699:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:15:26.84 ID:6pQdMD970

「?!」

ビスマルクは直撃を確信していた。
だが、砲弾は大淀の艤装を吹き飛ばさなかった。
以下略



700:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:18:02.24 ID:6pQdMD970

「……はッ、ハッ…」

荒い息を止める。
損傷はデカイが、まだ沈みはしない。
以下略



701:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:19:50.93 ID:6pQdMD970

「…なんだよ、それ」

水柱が上がったあと、そこには誰も立っていなかった。
大淀は艤装の再展開が間に合ったものの直撃で昏倒。
以下略



702:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:20:53.97 ID:6pQdMD970

「悪党らしいじゃないか」

提督はラバウル殺しをした時を思い出した。
あの時死ぬつもりでいたのに、女どもに救われた。
以下略



703:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:21:43.87 ID:6pQdMD970

提督が再び見上げると、知った顔がそこにはあった。
気付かなかった…
いや、気づけなかったのだろう。
自分の意識もひどく薄い。
以下略



704:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:22:50.59 ID:6pQdMD970

明石はそう言った。
提督は、黙るしかなかった。
何か大事なものを抱えるのが面倒になった時、
それを抱えた奴が取れる方法は三つある。
以下略



705:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:23:40.31 ID:6pQdMD970

「結局、軽巡棲姫は来てないか。満足して死んだんだ、長良は」

明石は遠くを見て、そう言った。
提督は黙った。
以下略



706:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:26:42.30 ID:6pQdMD970

「自分も少女だったと思い出しただけ。
 ならね、恋に機会を与えるのもやぶさかではないでしょう?
 堕ちたい男を愛で止める。生娘が酔いしれるには十分でしょ」

以下略



707:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:29:10.79 ID:6pQdMD970

最後に提督は質問した。

「俺といて楽しかったか」

以下略



708:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:35:05.44 ID:6pQdMD970
耳を疑う話だった。
後任士官は、再度その報告をした水兵に聞き直す。
だが、彼は姫は沈み、死んだ男の姿を借りた何者かも消えたと言った。
彼はどっと疲れが押し寄せた。
後味の悪さを強く感じながら、彼は電話の相手を思い出す。
以下略



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