過去ログ - カズマ「お前……何か用があるのか?」アクア「何もないわよ!」
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4:1 ◆otNZqYYssM[saga]
2016/04/26(火) 16:28:35.63 ID:WLDtUVSwO

「あんまりアクアを虐めちゃだめですよ?……む、やりますね。ダクネス」

「ふっふっふ。一日寝ずに考えた戦力だからな」

「あいつがちょこまかとするから悪い」

グスグスと泣き崩れるアクアを尻目にめぐみんが言ってくるが聞く気はない

いつもちょっかいをかけてくるが最近はいくらなんでも度が過ぎる

俺が街に行く時も後ろから付いてきてちょっかいを掛けては離れて近づいてを繰り返してくる

曰くカズマは目を離すとすぐ居なくなるだの

自分がいないとすぐダメになるだのと……その全てをチラチラとこちらの顔を見ながら言ってくるのだ

子供か!構ってちゃんか!?暇ならゼル帝かギルド連中の手伝いでもしてやれよと思う

「うぅ……きっとカズマはこのローブを剥ぎ取って全裸の私を視姦するつもりよ……ごめんねゼル帝……私は鬼畜な男によってあられもない姿にされてしまうわ……けど貴方だけは助けてみせるから!」

またチラチラとこっちを見ながらゼル帝に話しかけているアクア

その周囲には下着やら靴下、宴会芸の小道具が大量にばら蒔かれている

アクアの着ているローブだけ剥ぎ取れなかった

それ以外の大事なものは全部奪いきったが……特に羽衣奪った時は全力で泣いた

羽衣を返す条件でポテトを奪い取り敢えず落ち着いたわけだ

「はいはい、悪かったよ」

「……」

「なんだよ?」

「え、あ……うん。珍しくカズマが謝って……」

「おい、俺だって頭下げる時は下げるぞ。今まではお前相手に下げる必要がなかっただけだ。むしろ被害者は俺だぞ」

「そ、そう!やっと少しは身の程を弁え始めたのね!」

「お前変な顔してるぞ……?何でニヤけながら唇噛んでるんだよ」

「べ!別に何でもないから!カズマご飯!ご飯食べたいわ!食べに行くわよ!今日は特別に私が奢ってあげるから!」

「お前さっきまでポテト食ってたのに太るぞ……え?お前からの奢り?」

何それ怖い

それを口実にどんな願いを言われるか……

「んな!女神は太ったりしませんから!超ナイスなボディバランス保ってますから!お肌もずっとピッチピチなままだし!」

「真実は年齢不詳のババアだけどな」

「なんですって!このバカぁあああ!あんた本当に祟るわよ!?」

「いってぇええ!杖で殴りかかって……いて……ちょ……おい!いい加減にしろよ!?」

「うっさいわよ!このバカニート!私のありがたさをもう一度思い知らせてやるわ!」


「全く、一つ解決したと思ったらこれですよ」

「しかし、こんな日常がいいのさ……ふふふ、めぐみん私の勝ちだな……テレポートは使えないだろう?」

「……甘いですよ!相討ち覚悟のエクスプロージョン!両者は死ぬ」

「な!ズルいぞめぐみん!」

「勝負にズルなんて言葉はないですよ。このゲームは両者死亡で引き分けですね」

「くっ!私の完璧な作戦が!」

……何時も思うけどそのゲーム本当に理不尽じゃないか?



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