27: ◆66FsS2TZ4lNJ[ saga]
2016/06/05(日) 23:43:05.32 ID:BUQuK2TX0
 *** 
  
 P「え、別れる!?」 
  
 「ええ、あなたといてももう益にはなりませんから」 
  
 P「ちょ、ちょっと待て! 俺らあんなに愛しあっ 
  
 「はい? 私はあなたではなくあなたのお金を愛していただけですよ?」 
  
 P「え、そんな・・・」 
  
 「そもそもあなたみたいな冴えない男、誰が好きになるんですか? ここまで年齢=彼女いない歴であることを理解してください」 
  
 「権力もない、名声もない、今はお金もないあなたに価値はありません。さようなら」 
  
 P「待って! お願いだ! 親になんて言えばいいんだ! ちひろおおおおおおおおおおおおぉ!」 
  
 *** 
  
 拓海「ひでえやつだな・・・」 
  
 芳乃「あー。ちひろ殿でしたかー・・・」 
  
 P「それで意気消沈した俺に酒呑童子が・・・」 
  
 仁奈「でも結果的にはお前の心の弱さが招いた結果でごぜーます。その性でどれだけの命が脅かされたか・・・」 
  
 P「もう悪さはしねえ! お願いだ! 助けてくれ!」 
  
 芳乃「・・・嘘をついてはいないようでしてー・・・今は」チラリ 
  
 P「ひいっ!」 
  
 拓海「・・・」ガン 
  
 P「いたい!」 
  
 拓海「帰るぞ」 
  
 P「へ?」 
  
 みく「あー、拓海ちゃんの拳は痛いからにゃー」 
  
 拓海「お前ほどじゃないだろ」ボソリ 
  
 仁奈「拓海・・・」 
  
 拓海「もういいだろこんなやつ、ほかっとけよ」 
  
 仁奈「・・・そうでごぜーますね」 
  
 拓海「ほら、おぶってやるよ」 
  
 仁奈「わーい!」 
  
 乃々「あ、あのみくさん、帰りも乗って・・・」 
  
 みく「仕方ないな−、乃々ちゃん歩きとすごく遅いもんね」 
  
 P「あ、あの!」 
  
 拓海「まだ何かようか!」 
  
 P「っ、どうしたら、そんなに仲良くできる?」 
  
 拓海「は?」 
  
 P「俺は・・・初めて話せるやつができたんだ。それがちひろだった。それでも裏切られた。俺にはどうしたらいいか・・・」 
  
 拓海「じゃあ来るか?」 
  
 P「は?」 
  
 拓海「アタシらが二度と悪さしないように見張ってやるから。山神様も近くにいるし」 
  
 みく「そんなこと言って、雑用全部任せるきでしょ」 
  
 拓海「・・・」 
  
 P「ついていって・・・いいのか?」 
  
 拓海「お前が望むなら」 
  
 P「・・・あ、ありがとう」グスリ 
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