過去ログ - P「真美は合法、亜美は非合法?」
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54:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 21:47:49.88 ID:XzStQYvUO
亜美「……ねえ、兄ちゃん」
P「うん、聞いてるよ」
亜美「亜美がね、兄ちゃんとかみんなにいつも抱きつくのは、シンアイのキモチ? っていう意味もあるんだけど」
亜美の話、というか告白は続いた。
亜美「一番の意味は、みんながちゃんとここにいるんだって確かめたいからなんだ」
みんなの存在を確かめる……。
当たり前のようにみんながいる毎日は、おじいさんを亡くした事によって、亜美にとって不確定なものになってしまったという事だろう。
P「じゃあ、毎朝『久しぶり』って言うのはもしかして……」
亜美「おじいちゃんにはずっと会いに行けなかったから。亜美と真美が、ずっとずっとおじいちゃんを待たせちゃったから」
すすり泣き混じりで亜美は言葉を紡いでいく。
亜美「亜美にとっては、たった一日でもホントに長い長い『久しぶり』なんだよ。もう、誰も待たせたくないから。……誰にも亜美のそばからいなくなってほしくないから」
そこまで話したところで、亜美は俺の胸に顔を埋めて泣いた。
俺は亜美の泣き声が漏れないように、その頭を強く抱きかかえた。
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