過去ログ - 凛「おとぎ話の」卯月「王女でも」
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6: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:41:16.68 ID:1rU0iPMQo

誕生日プレゼントは、昨日のお昼の公演を見に行った時に楽屋で渡して貰ってて。

だから、特別な日の、特別な贈り物を選んでもらうって言うドキドキを昨日味わえて、
今日は、何でもない日の、私のわがままに付き合ってもらうためのちょっとした贈り物って言うドキドキを味わえるんです。
以下略



7: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:41:56.24 ID:1rU0iPMQo

<凛>

ちょっと贅沢かな?
色々迷ったんだけど、買っちゃった。
以下略



8: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:42:32.68 ID:1rU0iPMQo

結局いつもと同じような選択。卯月の好きなものと、私の大好物。
少しだけグレードは高いけどさ。

どっちなんだろう?それぞれが好きなものを食べるか、それとも交代するか。
以下略



9: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:43:02.66 ID:1rU0iPMQo

でもきっと、少し食べたらすぐにこっちを見て、「凛ちゃんのも美味しそう……」って言うんだろうね……
そうやって、上目遣いをして、じっ、とこっちを向いて。

「凛ちゃん、一口ちょうだい?」
以下略



10: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:43:31.80 ID:1rU0iPMQo

<卯月>

凛ちゃん、もうじき着くかな。
期待とドキドキが膨らんできて、なんだか落ち着かない、感じ。
以下略



11: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:43:59.19 ID:1rU0iPMQo

いただきます、をしてから最初の一口目は、大事なんです。
私の、じゃなくて、凛ちゃんの最初の一口目。

気づかれてないと思うんだけど、美味しいものを食べる時の凛ちゃんって……ちょっと、ゆっくりで。
以下略



12: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:44:40.38 ID:1rU0iPMQo

「美味しい」って事を知っていても、
スプーンでゆっくり掬って、恐る恐る、って感じで口に運んで。

はむっ、て口を閉じる。
以下略



13: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:45:09.28 ID:1rU0iPMQo

えっと、私、凛ちゃんの「美味しい」っていう顔を見るの、とっても好きなんです。

例えば、えっと…この間お夕食を凛ちゃんの家でご一緒させて貰った時だとか。

以下略



14: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:45:37.65 ID:1rU0iPMQo

本当に美味しいものを食べた時、言葉よりも先に、ふっ、と小さく息を吐いて。
その瞬間、隣に居られてよかったな、って思うんです。

いつも。
以下略



15: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:46:06.75 ID:1rU0iPMQo

<凛>

いつも。
気づけば、私たちは甘いものばかり食べている。
以下略



16: ◆K1VRYfmMqw[saga]
2016/05/03(火) 04:46:37.59 ID:1rU0iPMQo

パフェにケーキ、クッキーにチョコレート。
卯月と二人でいる間に、アイドルじゃなくて”女の子”の私が作られていっているみたいで。

甘いものを口実に、二人の世界を作ってる、ってことなのかもね。
以下略



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