過去ログ - 上条「上里と仲良くなってみる」【安価あり】
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188:名無しNIPPER
2016/05/31(火) 17:46:10.88 ID:rVGJxPTV0
上里「傘、差してこなかったのかい?びしょ濡れじゃないか」

上条「お前に言われたくねえよ。…途中で折れたからゴミ箱に突っ込んできた。まぁ、これは不幸とかではなく、ただ風が強かっただけだけど」

上里「そうか。早く帰ったら?風邪引くよ、明日は留年を掛けた補修なんだろう?」
以下略



189:名無しNIPPER[sage]
2016/06/01(水) 10:01:55.71 ID:H5REfGqAO
人間不信すぎるこの上里なぐりてェ〜


190:名無しNIPPER[sage]
2016/06/01(水) 17:18:33.15 ID:zPQdH7kgo
おかしたい


191:名無しNIPPER[sage]
2016/06/01(水) 17:51:32.42 ID:AAIjUP1zO

高二病拗らせたさとり世代みたいな感じだな
今の時代ある意味で確かに『普通の高校生』なんだろうな


192:名無しNIPPER
2016/06/09(木) 22:24:30.63 ID:N/7S0aJ70
今更だけどおつありです。

上里「…じゃあ、どうして、どうして、ぼくと関わろうとする?ぼくに歩み寄ろうとする?ぼくと———仲良くなろうとする?」

上条「…かみさ」
以下略



193:名無しNIPPER
2016/06/09(木) 22:25:00.50 ID:N/7S0aJ70
上里「だって、ぼくときみは似ているけど…対照的だ。思想も、価値観も、生き様も…全部反対なんだから、そんな人間が仲良くなれる筈ないだろう?…月並みな表現になるけど、鏡に映った自分を見ている気分だよ」

上里「…例えばさ、この力を得てから…知っての通り女の子を助けるために、厄介ごとに首を突っ込んでいった。魔術絡みだったり、原石絡みだったり、科学絡みだったり—色々。その時に、一時的に共闘した人達だっていたんだよ。どこかの魔術結社だったり、組織だったり」

上里「ま、共闘っていってもぼく一人で十分だったけどね。こう言っちゃあなんだけど、ぼくが右手をふるえばはい終わり。一件落着、ハッピーエンド。策略を巡らせる必要も全員で突っ込んでいく必要もなかった。…そうしたら、その時共闘した人達全員が、例外なく全員が…ぼく等から、いや、ぼくから離れて行ったよ。きっと感謝はしていたと思う、自分たちが抱えていた問題を片付けてくれてよかったとも思っていたと思う」
以下略



194:名無しNIPPER
2016/06/09(木) 22:25:50.38 ID:N/7S0aJ70
上里「だけど、彼らの目にぼくはどう映っただろう?右手だけでその場を蹂躙する、化け物にでも見えたんじゃないだろうか?」

上里「あんな化け物なんて、もう見たくない、味方としてさえ関わりたくない、…そんな事を思っていたんじゃないかな」

上里「ぼくに関わった奴は、敵であれ味方であれ、その後ぼくに関わろうとしようとしなくなる」
以下略



195:名無しNIPPER
2016/06/09(木) 22:26:36.26 ID:N/7S0aJ70

上条「…」

上里「…これはほんの一例だ。じっくり探せばもっとあるだろう、ぼくときみが違う所は」

以下略



196:名無しNIPPER
2016/06/09(木) 22:27:03.59 ID:N/7S0aJ70
上条「………はっ」

上里「…何がおかしい」

上条「前も言ったけどさ、お前潔癖の癖があるよな。何でも完璧じゃないと気が済まない、完璧じゃないとハッピーエンドとはいかない…って」
以下略



197:名無しNIPPER
2016/06/09(木) 22:28:45.91 ID:N/7S0aJ70
上条「だから、どうして一度敵対しただけでもう友達になっちゃいけないんだ?価値観が違うだけで友達になっちゃいけないんだ?」

上条「全く同じ思想の人間なんていねえよ、上里翔流。お前は勿論、この俺と同じ考えを持つ人間なんて一人もいない。同じ人間なんだからなんて言うけど、実際はみんな違う人間なんだから、そんなの当たり前だ」

上条「こう言っちゃ何だけどさ、俺が今まで出会ってきた奴の中で、俺と同じ考えを持った奴なんて片手で数えらえる程だったよ。ほとんどの奴と分かり合う事なんて出来なかった」
以下略



198:名無しNIPPER
2016/06/09(木) 22:29:14.35 ID:N/7S0aJ70
上条「あるだろ。…なかったら、お前は何でこんな事をしてるんだ?何で俺たちと過ごす事を受け入れた?台風が来ていて帰れないから、とか、誰とも連絡が取れないから、とかそういう事を言ってるんじゃねえぞ」

上里「近くのホテルや漫画喫茶にでも飛び込むとか、風邪を引いてでもいいから無理矢理帰るとか。本当に俺たちと一緒に居たくないのなら、馴れ合いたくないのなら、いくらでも方法はあったはずなんだ」

上条「だけど、そうしなかった」
以下略



199:名無しNIPPER
2016/06/09(木) 22:29:45.39 ID:N/7S0aJ70

上条「少なくともあの一瞬はあったんだろ?俺と話してて楽しいって、自分から話しかけてみようっていう気持ちがあったんだろ」

上条「…だったらそれだけで十分だ、きっと、俺とお前は仲良くなれる。友達になれる」

以下略



200:名無しNIPPER[saga]
2016/06/09(木) 22:30:21.64 ID:N/7S0aJ70
これじゃ流石に決まらなさすぎるのでもう一度


上条「少なくともあの一瞬はあったんだろ?俺と話してて楽しいって、自分から話しかけてみようっていう気持ちがあったんだろ。…だったらそれだけで十分だ、きっと、俺とお前は仲良くなれる。友達になれる」

以下略



201:名無しNIPPER[saga]
2016/06/09(木) 22:31:25.24 ID:N/7S0aJ70

絵恋『ふふふ、お礼なんていらんわ、うち等は上里はんの為なら何でもするんやから』

上里『……じゃあ、ぼくはこれからこれを見るから…悪いけど、暫くは一人にしてくれるかい?他の皆にもうそう伝えておいて欲しい』

以下略



202:名無しNIPPER[saga]
2016/06/09(木) 22:31:52.65 ID:N/7S0aJ70
上里『…上条当麻。年齢は15歳、能力は紙面上はレベル0になっているが、その右手には異能なら何でも打ち消す幻想殺しが備わっている。しかし、上条当麻自体には目立った所は見られず学力は下の上、体力は平均より少し上程度と、平凡な高校生として学園都市生活を送っていた。…が、ある時期を境に上条当麻は様々な事件に巻き込まれて…』

上里『……ぼくと、同じだ』

上里『右手に宿る力も、ある日を境に周りに女の子が集まり始めたのも、平凡な高校生な所も、同じだ』
以下略



203:名無しNIPPER[saga]
2016/06/09(木) 22:32:42.05 ID:N/7S0aJ70
上里「…(そうだ、ぼくも、最初は、コイツと…)」

上条「…」

上里「…………………ふ」
以下略



204:名無しNIPPER[saga]
2016/06/09(木) 22:33:55.85 ID:N/7S0aJ70
上里「しない。面倒だし、した所できみは分からないだろうからね。……は、っくしゅ!」

上条「あー、言わんこっちゃない。出ていくにしても傘ぐらい差してけばよかったのに。…ほら、さっさと帰ろうぜ。インデックス達が心配してるし、お互いびしょ濡れだし。風呂もう一回入り直すか」

上里「今度は別々だからな、そしてぼくが先に入る」
以下略



205:名無しNIPPER[saga]
2016/06/09(木) 22:35:33.77 ID:N/7S0aJ70
途中から雑になったけど終わり。
どこかで見た「上里翔流に必要なのは敵でもなくヒロインでもなく男友達なんじゃね?」というのを見てじゃあ上条さんに友達になって貰おうぜ!っていう想いと小ネタスレに捨てられたのを見て勢いで立ててしまった。
上里はそんなに嫌いじゃないからもっとSSが増えればいいと思うけど、やっぱ難しいね。見てくれた方ありがとうございました。



206:名無しNIPPER[saga]
2016/06/09(木) 22:35:59.88 ID:N/7S0aJ70


上里「…前から思ってたけどさ、その台詞、言うの恥ずかしくないの?」

上条「…お前の台詞に比べたらマシだろ」


207:名無しNIPPER[sage]
2016/06/09(木) 23:48:55.54 ID:Mu0QvJl0o

上里はんええですわ……
いい上里はんをありがとう


208:名無しNIPPER[sage]
2016/06/10(金) 08:51:43.56 ID:QUuWsS7aO
面白かった



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