過去ログ - みほ「エリカさん、どうして私の制服着てるの……?」
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6: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 20:50:47.44 ID:zCpUs31J0
〜数日前・黒森峰生徒寮 まほの部屋〜

エリカ「なんで!? なんでみほが辞めなきゃいけないんですか!!」

まほ「落ち着けエリカ。転校はみほが望んだことだ……」
以下略



7: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 21:00:22.26 ID:zCpUs31J0
まほ「だが問題は私の手の中でどうにか出来るような大きさじゃなかった……誰かが責任を取らなければ満足しない輩というのはどこにでもいるんだ」

まほ「私が辞めて、それで済むならどれだけ良かったか……でも私は国際強化選手だ。自分の去就を自分で決められる立場ではない」

まほ「それに間接的とはいえ、みほが敗戦の原因になったことは確かだ。その結果、私が辞めたとしたら、残されたみほはどう思う……?」
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2016/05/04(水) 21:05:02.52 ID:rM8q6PHYO
何か良い話っぽい流れなのにこのタイトル………


9: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 21:05:17.61 ID:zCpUs31J0
〜西住邸・書庫〜

エリカ(もうみほは私達のことなんて気にもしていないかもしれない)

エリカ(それならそれで構わない。でも、もし……少しでも去ったことを気に病んでいるのなら――)
以下略



10: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 21:08:03.54 ID:zCpUs31J0
エリカ「すみません隊長」

まほ「どうした?」

エリカ「ここ、いくつか資料が抜けてるみたいなんですが……」ペラッ
以下略



11: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 21:15:57.83 ID:zCpUs31J0
〜みほの部屋〜

まほ「みほは戦車道関連のものを全て置いていったはずだ。資料もどこかに残っているだろう」

エリカ「いいんですか、勝手に……」
以下略



12: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 21:20:55.53 ID:zCpUs31J0
エリカ(……もう、あなたがこれに袖を通すことは無いのね……)スッ

エリカ「――うぅ……う"っ……!」ポタ…ポタ…

エリカ「ごめん……ごめんなさい……っ! 私に……私にもっと……あなたが戦車を降りてもカバーできるだけの実力があれば……!」グズグズ…
以下略



13: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 21:26:08.19 ID:zCpUs31J0
エリカ「――――ん……はれ? 暗い?」ノソッ

エリカ(あのままみほのベッドで寝ちゃったのか……最近あんまり眠れなかったしね……さっさと帰らなきゃ――)

エリカ「って汚っ!? みほの制服が私の涙とよだれまみれに!」
以下略



14: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 21:30:53.31 ID:zCpUs31J0
〜しばらく後・エリカルーム〜

エリカ(副隊長の仕事とプレッシャーがこんなにキツいなんて……)ドサッ

エリカ「…………」ゴソゴソ
以下略



15: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 21:36:54.86 ID:zCpUs31J0
〜もうちょっと後・黒森峰女学院更衣室〜

エリカ「はあ……今日は暑かったわね」ヌギッ

小梅「あ、お疲れ様です副隊長。今日の模擬戦の指示バッチリでしたね! 隊長のチームをあそこまで追い詰められるなんて」
以下略



16: ◆LvkSa83W7.
2016/05/04(水) 21:41:33.67 ID:zCpUs31J0
小梅(制服の裏地に刺繍が……“M. Nishizumi”って、隊長の? この人ついに隊長好き拗らせてそこまで……いや――)

小梅(隊長の制服ならもう少しサイズが大きいはず。ということは……)チラッ

エリカ「あそこで小隊を北に向かわせて挟撃……いや、ちょっと見え見え過ぎるかも……ならいっそ――こんな時あなたならどうするのかしら……(制服ギュッ)」ブツブツブツブツ…
以下略



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