過去ログ - 藍子「ある日の昼下がり」
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13: ◆8dLnQgHb2qlg[sage saga]
2016/05/06(金) 19:12:41.86 ID:J9K9lNQH0

「じゃあ次は、トークの内容かな? もしくはなにかのコーナーだったり、ゲームでもいいけど」

「今回はイベント自体にこれといった特徴もないから決めにくいよね。運動会とかお正月みたいにできたらよかったんだけど……」

「でも、どうせなら新しいことをしたいですよね」

 テーマ『無し』だから、それと関連付けることもできない。
 今回なにか特徴的なものといえば……

「私服でのイベントだから、日常風景を見せるとか」

「あの、私は制服なんだけど」

「いつも事務所で着てる服でのイベントだから、日常風景を見せるとか」

「何事もなかったように言い直しましたよ!? 最近藍子ちゃんがひどいです……」

「まったくもう、失礼だよ」

 別にひどいことなんてしてないのに。

「ひど……くはないと思うけど。最近プロデューサーさんに似てきたかな?」

「……ふふっ」

「あ、藍子ちゃん?」

 ありえないありえないありえない……そりゃいいところもあるけど私はあんなに意地悪じゃないし自分がああなりたいかっていうと……

「ほ、ほら、今は会議中ですよ!」

「そうそう! 藍子ちゃんはなにか思いついた!?」

「え、ああ、そうだったね……」

 特別、これといったことは思いつかないけどな……

「いっそ、こたつでも持ち込んで時間いっぱいお話ししよっか」

 それくらいなら準備も楽だし、だらだら喋っているだけでもなんとかなるはず?

「いいと思うよ。今みたいな感じでいいなら私にもできそうだし。藍子ちゃんと卯月ちゃんも助けてくれるでしょ?」

「勿論!」

「私は自分で言っておいてぼーっとしないかちょっと心配だけど、頑張るよ」

「じゃあ決定だね!」

 美穂ちゃんの声に、二人で頷く。
 ホワイトボードには『こたつでトーク』の文字が加わった。



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