過去ログ - 佐久間まゆ「白くて苦い……」一ノ瀬志希「Love Potion♪」森久保乃々「えっ」
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◆Freege5emM
[saga]
2016/05/15(日) 19:24:04.20 ID:NK3nDXGso
「あ……あの時のプロデューサーは、確か……そうです、志希さんが地元の盛岡で仕事してた帰りで……
ごめんなさいっ、決して、志希さんをないがしろにするつもりでは……」
「いいよー。まゆちゃん、運命の出会いであたしの存在が記憶から霞んでたようだけど。
ま、しょうがないよね、プロデューサーとまゆちゃんは、運命の出会いしちゃったんだもん」
志希さんはひとしきり唇を尖らせて不機嫌な真似をしていましたが、
まゆさんがおろおろするとすぐに笑い始めました。
考えてみれば、背広を着込んだ男の人に声かけられていきなりファミレス行き……
とは、まゆさんがちょっと不用心すぎる気がしましたが……
志希さんが同行してたから、その分抵抗が少なかったのかもしれません……。
「あの時のプロデューサーは、あたしが言うのもなんだけど、担当がみんな鳴かず飛ばずでねー。
一人でもアイドル当てなきゃ終わりかもしれない、なんて状況で焦ってたんだよ。
……熱中症寸前の女の子にスカウトかけるなんて非常識やらかすぐらい、ね」
もりくぼは、自分の担当プロデューサーさんの立場を思えるほど余裕はありませんが……
まゆさんのプロデューサーさんは、実績を作るために苦労されているようです……。
「まゆさんの先輩にあたるアイドルって、今は……」
「うん、今は志希ちゃんしかいない。まゆちゃんより上は、みんな辞めちゃった。
プロデューサーがまともに数字出せるようになったの、まゆちゃんスカウトしてからなんだ」
志希さんが『幸運の女神様ー♪』とまゆさんを煽ると、
まゆさんは目を伏せて口をもごつかせました。
「そんなんだからね、まゆちゃんを見つめるプロデューサーの目こそ、惚れ薬を使われたように見えたりー。
あの出会いに強く運命感じちゃったのは、どちらかとゆーと、プロデューサーの方かも?」
『運命なんて非科学的かな?』と、志希さんは笑いました。
まゆさんともりくぼは、笑えませんでした。
「まゆちゃんはプロデューサーのコトばっかり、プロデューサーはまゆちゃんのコトばっかり。
ホント、出会った時からしょうがない二人だよねぇ……」
そうつぶやいた志希さんの表情は、苦笑か、それとも――
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