過去ログ - 橘志狼「765と346のやつらとジェットコースターに乗ってたら地上100mで止まった」
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339:名無しNIPPER[saga]
2016/08/21(日) 23:31:52.12 ID:BrpFQe7V0

マキノ(…………はぐらかされたか? でも、この際直截に)

マキノ「あなたの名字。北条氏に仕えた、足柄山の……あれよね?」


マキノ「いや、いいわ。忘れてください。なにを言っているの私は」

マキノ「あまりにファンタジーね。いや、そう否定できる物証が無い限りファンタジーと断じることはできないけれど……流石にね。忍者の末裔ですか、だなんて聞くのも憚られるわ」

フッ

マキノ「まあ、あれね。あなたがいずれアイドルをやるのなら、その時は忍ドル路線も悪くないんじゃないかしら」

マキノ「うちの浜口あやめも言ってたわ。いずれ風魔の忍ドルとぶつかるかもしれないと――」



…………。



マキノ「って、いない」

マキノ「目を離したらすぐに姿を消すわね、あの人。神出鬼没……本当に忍びの者だっていうの」

マキノ(…………もぅ。正体を突き止めたくなってくるじゃないの)


野々原茜「しのび〜? ふふふっ! 茜ちゃんを呼んだか〜いっ?」

マキノ「の、野々原さん。いえ、ベツに……というかあなたに忍者属性はないでしょう」

野々原茜「おお、茜ちゃんが分身の術の使い手だとご存じない!? ふふふ、こりゃあれですな、ここでお披露目してあげなくてはなりませんな〜」


野々原茜「――『茜ちゃん』『大忍術!』『これぞアイドル忍法!』『さあ!』『どれが』『本物の茜ちゃんだ!?』シュタタタタタ!

マキノ「反復横とびじゃないの!」

野々原茜『ヒントは』『一番』『ぜはっ』『カワイイ』『ぜひゅ!』『子だ』『ぜふ…!』『よ』!!」シュタタタタ!

マキノ「息切れしてるしやめなさいっ、これ以上ウザ……騒がしくならないで!?」



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