過去ログ - 魔王「異世界を侵略する?」魔王父「そうだ」
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1: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:13:29.30 ID:hCb0Jkyi0
魔王父「『知恵の世界』……神も魔物もいない、ただ一つ『科学』といった概念のみで統制された世界がある」

魔王♀「聞いたことがあります。確か、その世界からの転生者が、見たこともない技術で魔物を撃退した、なんていう話があるとか」

魔王父「うむ、知っているのなら話が早い。勇者を倒し、人間界を手中に収めたことで我らにもだいぶ余裕ができた。これから天界に挑まんとするならば、この『科学』の概念は必ず必要となる」

魔王父「『知恵の世界』に攻め込むならば、今が好機だろう」

魔王「……話はわかりました。では、私は何をすればよろしいのでしょう」


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2: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:14:48.24 ID:hCb0Jkyi0
魔王父「侵略する、とはいったものの、やはりこちらには『知恵の世界』の情報が欠けている。それはあちら側も同じとはいえ、やはり情報戦では我々がリードしておきたい」

魔王「なるほど、つまり私の役目は……一足先に『知恵の世界』へ乗り込み、『知恵の世界』に関する情報を集めること、ですね」

魔王父「ふふふ……我が娘ながら、お前は本当に優秀だな。その通りだよ、この世界と異世界とを繋ぐ『ゲート』はもう完成させてある。勇者との戦いが終わったばかりで疲れてるとは思うが、これも魔王軍のため……頼まれてはくれないか」
以下略



3: ◆FjvZu3AnO1Wo[saga]
2016/05/10(火) 01:16:19.53 ID:hCb0Jkyi0
パチンッ!

(突如空間が裂け、光が溢れ出す)

魔王父「……これが『ゲート』だ。この先に、『知恵の世界』が広がっている」
以下略



4: ◆J29BeQ5xCLaZ[sage]
2016/05/10(火) 01:16:48.04 ID:hCb0Jkyi0
てす


5: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:17:59.74 ID:hCb0Jkyi0
魔王「………なるほど、だいたいのことは把握できました。では、そろそろ出発するとします」

魔王父「………一つ、いいか、娘よ」

魔王「なんでしょう」
以下略



6: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:18:45.26 ID:hCb0Jkyi0
魔王(お父様のその一言で、私は勇気を奮い立たせ、ゲートを潜ることが出来た)

魔王(本当は、不安でしょうがなかったのだ)

魔王(お父様の前では、見せなかったけど)
以下略



7: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:22:28.89 ID:hCb0Jkyi0




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下略



8: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:29:20.65 ID:hCb0Jkyi0
魔王「PC起動っと……あ、日付変わってる。てかもう朝なんだ。知らなかった」

魔王「ってうわ、うっげぇ、今日レポートの提出の日じゃん。めんどくさいな……」

魔王「いーや、また適当なこと書いとこ」
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2016/05/10(火) 01:30:00.14 ID:TadvAP0Bo
うーん即堕ち


10: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:32:42.88 ID:hCb0Jkyi0

ドスン ドスン ドスン


男「……お〜っす、おはよー……」
以下略



11: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:34:16.83 ID:hCb0Jkyi0
魔王「………ぁぁぁ?学校ぉ?知るかんなもん一人で行け」

男「お前が行かなきゃ意味ねーんだよ!ただでさえ出席日数ヤバいのにこのままだと留年だぞ留年!」

魔王「私には魔法があるからいいもーんっだ。まずこの家の家計を一体誰がまかなってやってると思ってんの?」
以下略



12: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:35:34.85 ID:hCb0Jkyi0
男「そりゃ俺はお前のおかげでバイトせずによくなったし、感謝はしてるけどさ。だからこそお前が落ちぶれる未来は見たくないんだ」

魔王「ヒモのくせに生意気だなお前」

男「誰がテメーの飯を作ってると思ってる」
以下略



13: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:38:03.07 ID:hCb0Jkyi0
魔王「ごちそうさまでした」

男「相変わらず食事のときだけは殊勝だな」

魔王「染み付いたものってなかなか抜けないから」
以下略



14: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:39:06.98 ID:hCb0Jkyi0


魔王「〜〜〜あ〜〜〜溶ける〜〜〜」ダラダラ

男「もう夏だからなー。そろそろ衣替えしてもいいと思うのになぁ」
以下略



15: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:40:50.30 ID:hCb0Jkyi0

魔王「……やっと、着いた……」ゼェゼェ

男「息上がりすぎだろ。運動しろ運動」

以下略



16: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:43:10.90 ID:hCb0Jkyi0


ガラガラッ


以下略



17: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:44:45.78 ID:hCb0Jkyi0
女「わ、魔王ちゃん!久しぶり!」

魔王「そーだ思い出した、貸してやってた漫画返せ」

女「わかってるよ。はいこれ!すっごく面白かった!続き読みたい!持ってきてくれる?」
以下略



18: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:45:56.80 ID:hCb0Jkyi0

パンパンパン

先生「はいはーい、みんな席について!」

以下略



19: ◆J29BeQ5xCLaZ[saga]
2016/05/10(火) 01:47:28.60 ID:hCb0Jkyi0
先生「じゃ、入ってきて」

「は、はい!」

先生「ほら、黒板に名前を書いて」
以下略



20: ◆J29BeQ5xCLaZ[sage]
2016/05/10(火) 01:51:29.45 ID:hCb0Jkyi0
寝ます。
ご覧の通りほのぼのです。
そう長くは続かせない予定です


21:名無しNIPPER[sage]
2016/05/10(火) 02:05:56.66 ID:Ejh+skBc0
期待


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