過去ログ - 勇者「救いたければ手を汚せ」
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619:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:52:54.57 ID:KH5KtGNkO

勇者「魔術師の件もそうだ」

勇者「彼等は人々の為に魔術を学び、人々の為に力を振るう」

以下略



620:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:53:50.17 ID:KH5KtGNkO

勇者「大体、こんな脅しとも取れる要求をせずとも、言ってくれれば協力した」

勇者「あなたは民衆のことなど考えていない」

以下略



621:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:55:04.17 ID:KH5KtGNkO

北王「演説は、それで終いか?」

勇者「……目を凝らし、お前を見る者達の瞳をよく見てみろ」

以下略



622:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:55:34.77 ID:KH5KtGNkO

近衛兵「(まるで雰囲気が違う。大人びた青年かと思えば、時折子供のような表情を見せる)」

近衛兵「(……恐れるべき存在なのに、本当に不思議な人だ)」

以下略



623:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:57:20.16 ID:KH5KtGNkO

勇者「ははっ、冗談ですよ」

勇者「このまま何もやらずに逃げたりしない。それこそ罪だから」

以下略



624:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:57:57.57 ID:KH5KtGNkO

勇者「それは有難いです」

勇者「でも、あなた達まで黒魔導師の手先だと揶揄され民衆に……」

以下略



625:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:58:28.58 ID:KH5KtGNkO

勇者「何故魔女が……彼女の様子は」

近衛兵「酷く憔悴しているようで、何を言われても、ぴくりとも反応しないんです」

以下略



626:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:59:02.99 ID:KH5KtGNkO

近衛兵「でも、何故です?」

勇者「……えっ、何がですか?」

以下略



627:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:59:32.97 ID:KH5KtGNkO

勇者「?」

近衛兵「その、何というか想像上の生物、みたいなものだと思ってましたから」

以下略



628:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 00:00:53.17 ID:V7tIp2w4O

勇者「魔女を救うことは出来ても、民衆が鎮まらなければ問題解決にはならない」

勇者「召喚士の一件が疑念を加速させた。もしかしたら、街にいるあの魔術師もそうなのではないかと」

以下略



629:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 00:02:21.37 ID:V7tIp2w4O

勇者「分かりました」

勇者「それと、北王の性格なら怒りに任せて軍を動かすかもしれない」

以下略



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