622:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:55:34.77 ID:KH5KtGNkO
近衛兵「(まるで雰囲気が違う。大人びた青年かと思えば、時折子供のような表情を見せる)」
近衛兵「(……恐れるべき存在なのに、本当に不思議な人だ)」
623:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:57:20.16 ID:KH5KtGNkO
勇者「ははっ、冗談ですよ」
勇者「このまま何もやらずに逃げたりしない。それこそ罪だから」
624:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:57:57.57 ID:KH5KtGNkO
勇者「それは有難いです」
勇者「でも、あなた達まで黒魔導師の手先だと揶揄され民衆に……」
625:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:58:28.58 ID:KH5KtGNkO
勇者「何故魔女が……彼女の様子は」
近衛兵「酷く憔悴しているようで、何を言われても、ぴくりとも反応しないんです」
626:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:59:02.99 ID:KH5KtGNkO
近衛兵「でも、何故です?」
勇者「……えっ、何がですか?」
627:名無しNIPPER[saga]
2016/05/29(日) 23:59:32.97 ID:KH5KtGNkO
勇者「?」
近衛兵「その、何というか想像上の生物、みたいなものだと思ってましたから」
628:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 00:00:53.17 ID:V7tIp2w4O
勇者「魔女を救うことは出来ても、民衆が鎮まらなければ問題解決にはならない」
勇者「召喚士の一件が疑念を加速させた。もしかしたら、街にいるあの魔術師もそうなのではないかと」
629:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 00:02:21.37 ID:V7tIp2w4O
勇者「分かりました」
勇者「それと、北王の性格なら怒りに任せて軍を動かすかもしれない」
630:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 00:03:57.37 ID:V7tIp2w4O
近衛兵「支えである存在を失いながらも耐えていたのでしょうが、北王はまだお若い」
近衛兵「時が経つにつれ、北王は徐々に変わっていきました……」
631:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 00:05:25.76 ID:V7tIp2w4O
近衛兵「…はい、つい先日の魔術師狩りが行われるまでは……」
勇者「言いたくはないですけど、ぼろぼろですね。神聖術師がいなければ今頃は……」
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