634:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 00:17:17.04 ID:V7tIp2w4O
魔女「(八方ふさがりだ)」
魔女「(あれ、何で八方なんだろ、百方ふさがりの方が絶望感半端じゃないのに)」
魔女「(…ハァ…こんな状況じゃ望みなしかな。あっ、勇者はどうしてるんだろう?)」
魔女「(まさか殺され…いや、やめよう。あいつが死ぬわけない、あの痛みに耐えたんだから)」
魔女「(勇者は必ず動くはずだ。なら、私も何か考えないと……)」
魔女「(問題は神聖術師だ。勇者が私を助けようとした場合、必ず出てくる)」
魔女「(勇者は、あの魔術に耐性はない。かといって私にも限界がある。高濃度の元素、体内魔力の乱れ)」
魔女「(あいつの体内魔力は少量、だからこそ多量の元素が必要になる。対抗手段は……魔力)」
魔女「(それしかない。多量の元素の流れを読み、魔術発動の瞬間に魔力を叩き込む)」
魔女「(魔術じゃ駄目だ。魔力そのものを体内に流し込めばいい。あの時、私がやられたように)」
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