過去ログ - 桐生一馬「その幻想をブチ殺す」
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18: ◆ExcbJR30iQ[saga]
2016/05/15(日) 01:55:36.52 ID:80IKAMAA0
マコト「ええ…私が平穏でいられるのは、桐生さんや色んな人達のおかげです」

桐生「俺もしばらくは平穏な日々を送る」

マコト「え」

桐生「実は高校に通うことになってな」

マコト「え…??」

桐生「俺は神室町から3年ほど離れる」

マコト「そうですか…」

桐生「じゃあ、元気でな」

マコト「ええ、お元気で」

互いに挨拶を交わし歩き始める桐生

路地裏から出ると後ろから、オルゴールのような音が聞こえてきた

その音が少し気になった桐生だが振り返らず、目の前にあるバイクにまたがる

桐生「……三代目から支給されたバイク。これもなかなかの乗り心地だ」

桐生「久瀬の兄貴が乗ってたバイクに似てる気もするが…まあいい」

チャキンッ

ライターで煙草に火をつけて一服し、夕焼けに染まった空を眺める

桐生「せっかく買ったこのグレーのスーツも、赤いシャツも…あまり着れないのか。勿体ないし私服として着るか」

桐生「明日からは高校生だ。進学先も不良校じゃない。しばらくは平和な日々を送れそうだな」

ブルゥゥン!

ヘルメットを被り、バイクのカギを回しエンジンを付け、煙草をくわえたまま前へ進みだす

ブロロロロロ…!!


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