過去ログ - 渋谷凛「ハナコの散歩に付き合ってよ」モバP「いいよ」
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2:名無しNIPPER[sage]
2016/05/15(日) 23:12:00.01 ID:7BUJ3y+y0
ゴレイヌかな?


3: ◆kXGFzRinFumi[saga sage]
2016/05/15(日) 23:14:06.08 ID:2l/nmEEG0

一瞬のことだった。

ハナコの太く強靭な腕が俺の目の前を通り過ぎ、その後遅れて風圧がやってくる。

以下略



4: ◆kXGFzRinFumi[saga sage]
2016/05/15(日) 23:15:25.05 ID:2l/nmEEG0

「来いよ、ハナコ。遊んでやる」

俺がそう言うとハナコは強靭な四肢を活かした爆発的な推進力を以て突進を行う。

以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2016/05/15(日) 23:16:41.47 ID:5cnVcyoK0
散歩とは一体…


6: ◆kXGFzRinFumi[saga sage]
2016/05/15(日) 23:17:13.53 ID:2l/nmEEG0

そう。回避“は”可能だ。

それだけの話である。

以下略



7: ◆kXGFzRinFumi[saga sage]
2016/05/15(日) 23:18:10.65 ID:2l/nmEEG0

俺がハナコの攻撃の回避を開始してからどれほどの時が流れたのだろうか。

何度ヤツの拳を回避しただろうか。

以下略



8: ◆kXGFzRinFumi[saga sage]
2016/05/15(日) 23:18:37.68 ID:2l/nmEEG0

怒りに身を任せた攻撃ほど読み易いものはなく、最小限の動きでの回避が可能となる。

それは、繰り返せば繰り返すほど頭に血が上る負のスパイラルを完成させ、自らを底なし沼へと沈めていく。

以下略



9: ◆kXGFzRinFumi[saga sage]
2016/05/15(日) 23:19:07.59 ID:2l/nmEEG0

空気を肺いっぱいに溜めて

ネクタイを首からするするとほどき腕へと巻きつける。

以下略



10: ◆kXGFzRinFumi[saga]
2016/05/15(日) 23:19:37.70 ID:2l/nmEEG0

フィナーレのための舞台は整った。

俺に残った仕事は幕を引くだけである。

以下略



11: ◆kXGFzRinFumi[saga]
2016/05/15(日) 23:22:03.48 ID:2l/nmEEG0

もはやお前を狩るために速度は必要ない、とでも言いたいのかハナコは一歩ずつ距離を詰め

ずしんずしん、とわざとらしく地面を踏み鳴らす。

以下略



12: ◆kXGFzRinFumi[saga]
2016/05/15(日) 23:23:06.75 ID:2l/nmEEG0

無論、このままではハナコは立ち上がるだけである。

ここで立ち上がらせたが最後、俺に勝ち目は完全になくなってしまう。

以下略



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