過去ログ - 心「シュガー」ありす「ロリ」比奈「ポップ」
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19:名無しNIPPER[saga]
2016/05/20(金) 01:37:49.11 ID:gduZD5cu0

「アイドルに夢焦がれて入ってきた女の子に対して、現実を突きつけることになるけどさ」

「まあ、アイドル事務所なんてそんなもんなんだよ。中身は結局は競争の世界でしかない。その中で勝ち残るために何が出来るかを模索するのが、まあ俺みたいなプロデューサーの役目ってわけ」

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/05/20(金) 01:38:36.60 ID:gduZD5cu0

「うん――えーっと、なんだっけ。あ、そうそうユニットの話か」

「君は、ユニットとしてこれから活動することになる。俺がプロデュースするアイドルユニット、としてね」

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/05/20(金) 01:43:27.90 ID:gduZD5cu0

私は今、きっと『アイドル』としての分岐点に立たされているのでしょう。
この人は、このプロデューサーは『私』という人間を試している。

――アイドルになるということを、本当に分かっているのかと。
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2016/05/20(金) 01:51:45.25 ID:gduZD5cu0


「その答えは、まだ分かりません――ただ、私はやり遂げるという”意志”はここに持ってきたつもりです」


以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/05/20(金) 01:56:58.25 ID:gduZD5cu0

しばし沈黙が流れました。
無理もありません、あんな生意気なことを初対面の相手から言われれば、黙ってしまうものでしょう。

自分の気持ちを正直に吐露したことに、若干の後悔が芽生えたころ――目の前に立っていたプロデューサーは私の肩を強くつかみました。
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/05/20(金) 02:02:43.11 ID:gduZD5cu0

「怒らないんですか……?」

「え、なんで?」

以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/05/20(金) 02:05:43.23 ID:gduZD5cu0


「俺さ、そういうルール? みたいなことが嫌いなんだ」

「はい?」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/05/20(金) 02:06:40.47 ID:gduZD5cu0


「まあ、いいや。よし、ありすちゃん。君は俺というオーディションに合格したわけだ。今の心境は?」

「ありすではなく、橘と呼んでもらえますか」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/05/20(金) 02:07:32.54 ID:gduZD5cu0
ここまで。
結構な長さになりそうです。



28:名無しNIPPER[sage]
2016/05/20(金) 11:37:18.08 ID:30EaiPlzO
おつ
期待


29:名無しNIPPER[sage]
2016/05/20(金) 21:15:58.88 ID:E/afYiMRo
乙乙期待

ありすはまじあわで結構下積みしてたみたいな台詞あった気がするけど拾うのかしら


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