過去ログ - 心「シュガー」ありす「ロリ」比奈「ポップ」
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45:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 00:40:00.97 ID:P5eM4yfE0

「プロデューサー、そのユニット名に意味とかあるんスかね?」

「おお、比奈。よくぞ聞いてくれた!」

以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 00:41:46.74 ID:P5eM4yfE0

「それから、『ロリ』――これは、ありすちゃんのことだ」

「なっ……!」

以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 00:44:10.64 ID:P5eM4yfE0

「えーと、私が『ポップ』なのは何か理由があるんスかね」


確かに、と私は頷きました。
以下略



48:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 01:07:22.59 ID:P5eM4yfE0

「そんな適当な理由でユニット名決めるなんて……理解できません」


ぼそりと私は独り言をつぶやきます。
以下略



49:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 01:16:33.11 ID:P5eM4yfE0

そんな一悶着が終わったころに、再びプロデューサーは『大事なイベント』を私たちに向けて話し始めました。


「ああ、そうだそうだ。言い忘れてたんだけど」
以下略



50:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 01:23:40.77 ID:P5eM4yfE0

「ライブするッスか……?」


比奈さんも私と同じように首を傾げて不思議そうな顔をしていました。
以下略



51:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 01:27:12.21 ID:P5eM4yfE0

「でも、ライブって言っても私たち何の準備も……」


私の進言にプロデューサーは「ん?」とこっちを眺めた後、ちょっと考えたように上を見つめていました。
以下略



52:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 01:27:39.99 ID:P5eM4yfE0

「それってどんな課題ッスか?」


左手を上げてプロデューサーに尋ねる比奈さん。
以下略



53:名無しNIPPER[saga]
2016/06/02(木) 01:28:42.20 ID:P5eM4yfE0
ここまで。
筆が遅くて申し訳ないです…。



54:名無しNIPPER[sage]
2016/06/02(木) 12:01:40.68 ID:7hfhY5MOo
おお、更新来てた
乙です



55:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:32:22.04 ID:sF63ihxa0

>>52 ミス 修正


「それってどんな課題ッスか?」
以下略



56:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:33:04.11 ID:sF63ihxa0

プロデューサーからの『課題』を聞いた翌日のこと。

私たちは、初夏の兆しを覗かせる風を体に一身に受けていました。
日中の暑い日差しがてりてりと頭を焦がしてきます。
以下略



57:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:34:58.59 ID:sF63ihxa0

「あっ、ありすちゃん。そっち終わったッスか?」

「い、いえ……まだ全然です」

以下略



58:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:36:53.82 ID:sF63ihxa0

「あの……」

ちらりと私は足元の段ボールを見ました。
それに倣うように、プロデューサーも段ボールの中を覗いてきました。
以下略



59:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:46:03.17 ID:sF63ihxa0

「……」

「ありすちゃんは、どうだ? もうギブアップか?」

以下略



60:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:58:37.57 ID:sF63ihxa0

ティッシュ配りが終わりを告げた時、私たちは作業員の方から小さな封筒を一つ貰いました。
そのおじさんはにこやかに笑うと、よく頑張ったねと褒めてくれました。
おじさんが軽トラックに乗って走り去った後、私たちはその封筒を開けました。

以下略



61:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:59:21.06 ID:sF63ihxa0

まだ小学生でありながら、アルバイトをしても良いことになったのは、このティッシュ配りの仕事がプロデューサーの知り合いからのツテだったからだそうです。


……六千円。
以下略



62:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 18:01:42.50 ID:sF63ihxa0


そんな私たちを見て、プロデューサーはゴホン、と咳ばらいをしました。


以下略



63:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 18:03:10.24 ID:sF63ihxa0

そう、あの日私たちが初めて出会った日。
プロデューサーから告げられた課題は――初ライブについてだったのです。


以下略



64:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 18:04:08.47 ID:sF63ihxa0
ここまで。


65:名無しNIPPER[sage]
2016/06/22(水) 19:43:20.26 ID:+GL+ZrFOo
まだかなー


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