過去ログ - 心「シュガー」ありす「ロリ」比奈「ポップ」
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56:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:33:04.11 ID:sF63ihxa0

プロデューサーからの『課題』を聞いた翌日のこと。

私たちは、初夏の兆しを覗かせる風を体に一身に受けていました。
日中の暑い日差しがてりてりと頭を焦がしてきます。
以下略



57:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:34:58.59 ID:sF63ihxa0

「あっ、ありすちゃん。そっち終わったッスか?」

「い、いえ……まだ全然です」

以下略



58:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:36:53.82 ID:sF63ihxa0

「あの……」

ちらりと私は足元の段ボールを見ました。
それに倣うように、プロデューサーも段ボールの中を覗いてきました。
以下略



59:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:46:03.17 ID:sF63ihxa0

「……」

「ありすちゃんは、どうだ? もうギブアップか?」

以下略



60:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:58:37.57 ID:sF63ihxa0

ティッシュ配りが終わりを告げた時、私たちは作業員の方から小さな封筒を一つ貰いました。
そのおじさんはにこやかに笑うと、よく頑張ったねと褒めてくれました。
おじさんが軽トラックに乗って走り去った後、私たちはその封筒を開けました。

以下略



61:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 17:59:21.06 ID:sF63ihxa0

まだ小学生でありながら、アルバイトをしても良いことになったのは、このティッシュ配りの仕事がプロデューサーの知り合いからのツテだったからだそうです。


……六千円。
以下略



62:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 18:01:42.50 ID:sF63ihxa0


そんな私たちを見て、プロデューサーはゴホン、と咳ばらいをしました。


以下略



63:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 18:03:10.24 ID:sF63ihxa0

そう、あの日私たちが初めて出会った日。
プロデューサーから告げられた課題は――初ライブについてだったのです。


以下略



64:名無しNIPPER[saga]
2016/06/11(土) 18:04:08.47 ID:sF63ihxa0
ここまで。


65:名無しNIPPER[sage]
2016/06/22(水) 19:43:20.26 ID:+GL+ZrFOo
まだかなー


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