58: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/05/21(土) 10:58:18.93 ID:O9wRsXzG0
ドアを開けると、溢れんばかりのオレンジの光が、私の身体を包み込んだ。
光焔の陽が眩しくて、私は思わず手で目元を覆ってしまった。
やがて、私はうっすらと瞼を開く。
そこに映るのは、支柱と軸と僅かな鉄柱だけとなった、一輪の巨大な枯れた花。
夕焼けをバックに、あの観覧車がそこには佇んでいたのだ。
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