過去ログ - 兎娘「私と子作りしてくれませんか?」
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10:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 22:53:54.15 ID:acniJgp+0
帰り道、昨日の母との会話と今日の同僚との会話が頭の中でぐるぐるとリピートされていた。

下を向いて歩きながら一人、妙な苛立ちにじわじわとまとわりつかれる。

男(どいつもこいつも相手さえいりゃそれでいいってか?)
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 22:55:26.91 ID:acniJgp+0
アパートの階段入り口付近に茶色い毛の動物がぴょこぴょこと跳ねる後ろ姿を見た。

男(なんだあれ…?猫…じゃないよな…尻尾も短いし)

そもそも猫は前進するのにいちいち跳ねることはない。
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 22:56:34.11 ID:acniJgp+0
このまま此処にいられても迷惑なので扉を一瞬だけ開け玄関に素早く入り、扉を閉める作戦をとることにした。

下に視線を送ると、茶色い毛玉の中の黒い瞳が俺をジッと見つめていた。

男「悪いけど人様のペットに餌をやる事はできねーよ。お前は家に帰れ」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 22:57:43.52 ID:acniJgp+0
男「はぁ…なんなんだよお前は」

その後俺も玄関に入り扉を片手で開けて暫く兎が出て行くのを待ったが、兎は出て行く様子がない。

腕も疲れ、仕方なく扉を閉めた。
以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2016/05/18(水) 23:19:15.16 ID:pMvM8B6ko
大変興味深い


15:名無しNIPPER[sage]
2016/05/19(木) 00:04:09.21 ID:0ElEL+yMo
いいぬ


16:名無しNIPPER[saga]
2016/05/19(木) 04:26:33.75 ID:MEyWoj4H0
俺(なんだこの可愛い子…引き込まれるっつうか)

俺(ってそうじゃなくて!)

俺「なんだよこれ…ドッキリ…?カメラでもあんの?」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/05/19(木) 04:27:27.37 ID:MEyWoj4H0

兎娘「ここまで見たからにはあなたには私たちの実験に協力してもらいます」

男「実験……?」

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/05/19(木) 04:28:36.44 ID:MEyWoj4H0
テレビの前のソファーに座り、机を挟んで二人向き合う。

兎娘「私は兎娘と申します。未来から来ました研究員です」

男「未来兎か…」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/05/19(木) 04:29:37.26 ID:MEyWoj4H0
ゴクリと唾を飲み込むと条件反射かベタに心臓が大きな音を立てて鼓動を打つ。

しかし、次に聞く内容で汗は一瞬で引っ込み俺は凍りつくことになる。

兎娘「私と子作りしてくれませんか?」
以下略



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