33:名無しNIPPER
2016/05/22(日) 23:31:42.86 ID:w3DHyNh70
輝子「んー。安請け合いしちゃったけど、どうやって聞き出そう。Pは今資料とにらめっこしてるし」
加蓮「頑張って輝子。応援してるから」
輝子「まるで他人事…まあ、行くけど。ゴホン。あーP。今日はいい天気だね」
P「スッゲー土砂降りだぞ」
輝子「えっと、こんないい天気にPは好きなものが食べたいなーなんて思わない、か?」
P「好きなものは毎日食べたいな」
輝子「えっと、その好きなものって、例えば、何?」
P「そうだな…やっぱ毎日食べるものとして米に関心があるな」
輝子「お、米?」
P「俺の昼飯は基本的におにぎりだ。おにぎりはいいぞ。片手で食べられるから仕事も同時進行だ。ただ最近。おにぎりにも良し悪しってのがあるのがわかってきたんだ」
輝子「そ、そんなのがあるんだ?」
P「そうそう。ただぎゅーっと握られたおにぎりは硬すぎる。具が何か以前におにぎりの握り方ってのがある。口に含んだ時に塊を食べるのではなくてこう、ほろりと解けるイメージ。わかるか? ふわっとした握り方。本当に美味しい握り方だと具がない、それこそ塩で味付けしただけのおにぎりが至高だと思えてくる。いや、塩だけだからこそ米の味が鮮明に引き立つと言ってもいいかもしれない。それにだな」
キノ子『おにぎりについて語りだしたよこの人』
P「個性を出すのは具かもしれないけど……ん? 加蓮。何やってんだそんな隅っこで。覗き見みたいになってんぞ」
加蓮「あ、バレた。別に覗き見してたわけじゃないんだけど……あ、輝子。ありがとう」グッ
キノ子『親指立てた』
輝子「キノコ、バーガー」グッ
P「え、何なんだよお前ら。まあいいや。二人とも来たな。仕事の話がある」
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