34:名無しNIPPER[saga]
2016/05/22(日) 13:04:06.38 ID:cJnO2bq10
それって。
「六時間後、は難しいにしても、また明日会える」
35:名無しNIPPER[saga]
2016/05/22(日) 13:04:53.80 ID:cJnO2bq10
「そろそろ眠くなってくるころか」
楽しいひとときはあっという間に過ぎて、突然時間を知らせる鐘が鳴る。
ふと時計を見ると、いつの間にか日が変わっていた。
36:名無しNIPPER[saga]
2016/05/22(日) 13:05:43.17 ID:cJnO2bq10
窓から見える景色は眠らない街で、私もその片隅にいて、Pさんも同じだ。
同じ時を過ごしていて、同じ空を見ている。
時間が止まればいいのにっておもっても、いつか夜は明けるし、朝は必ず訪れる。
37:名無しNIPPER[saga]
2016/05/22(日) 13:07:28.60 ID:cJnO2bq10
私のせいでこんな時間まで。
きっとあなたは、気にするな、って言葉と一緒に笑うんでしょう。
38:名無しNIPPER[saga]
2016/05/22(日) 13:08:09.53 ID:cJnO2bq10
「それじゃあ、おやすみなさい」
「あぁ、おやすみ」
39:名無しNIPPER[saga]
2016/05/22(日) 13:09:07.70 ID:cJnO2bq10
終わりはいつだってあっさりしたもので、その方がいい。
通話を切って、私は瞼を閉じて夜に帰っていく。
40:名無しNIPPER[saga]
2016/05/22(日) 13:10:36.36 ID:cJnO2bq10
おわり
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
41:名無しNIPPER[sage]
2016/05/22(日) 13:12:34.28 ID:32OvNSMFo
乙です。
ありがとうございました。
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