過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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136: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:06:19.23 ID:yJ1LLL3K0

 苦節17年、ついにわが世の春が来ましたよ。ヒャッホウ! みたか大岡!

 誘われた日なんか嬉しすぎて、夜中にギターで自作の曲を弾いたりしてしまった。隣の妹の部屋から壁ドンを十数回くらったが、そんなことで俺はものともしない。
 ただ、わが家の壁はものともするので、ギターを弾くのはその日で辞めた。
以下略



137: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:07:50.68 ID:yJ1LLL3K0

葉山「――なるほどね。だいたい話は分かったよ」

八幡「そうか。それで、なんとか上手い雰囲気作りとか、口説き文句とか教えてほしいんだけど」

以下略



138: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:08:40.83 ID:yJ1LLL3K0

葉山「――ということだ。覚えたね」

八幡「おう」

以下略



139: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:09:55.19 ID:yJ1LLL3K0

葉山「いいか、20時55分、俺は彼女を人気のない部屋へと連れだす。そのとき、キミは彼女を見失ったふりをする」

八幡「20時55分、俺は見失う」

以下略



140: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:10:30.09 ID:yJ1LLL3K0

葉山「じゃなくて。いいかい、こういうときは『おい貴様、その薄汚い手をどけろ!』と言うんだ」

八幡「だいぶ言葉が汚い気がするんだが」

以下略



141: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:11:45.58 ID:yJ1LLL3K0

――放課後サイゼリヤ

小町「緊急事態です。お兄ちゃんがあの糞ババアの毒牙にかかっています」

以下略



142: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:12:59.73 ID:yJ1LLL3K0

小町「でもでも、お二人は兄が付き合うのに反対しないんですか? お兄ちゃんが付き合いだしたら、確実に奉仕部で過ごす時間が減っちゃいますよ」

結衣「……うん、それはやだね。せっかく取り戻した関係だし」

以下略



143: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:13:38.92 ID:yJ1LLL3K0

小町「とりあえず、お兄ちゃんが自分のために為そうとしているのと同じように、お二人も行動して良いのです。お二人が真剣であるなら、お兄ちゃんだって怒りはしないはずです。というよりも、小町がさせません」

結衣「……そうだね。少しくらいわがまましたって良いよね。自分から行かなきゃ変わらないもん!」

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144: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:14:28.64 ID:yJ1LLL3K0

小町「やはり世の女性がもっとも忌み嫌うのは、軽薄で尻軽な男だと思うのです。だから、お二人にはパーティの夜、お兄ちゃんの恋人という設定になってもらいます」

小町「そしてお兄ちゃんが告白するために二人きりになったところで、お二人が出ていき、こう言うのです」

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145: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:15:38.03 ID:yJ1LLL3K0

結衣「……ねぇ、やっぱりこの方法はやめようよ。ヒッキーに申し訳ないし」

雪乃「私はけっこうやる気だったのだけれど」

以下略



146: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/11(土) 21:16:54.64 ID:yJ1LLL3K0

雪乃「ちなみに、どうやってみんなを集めるの?」

小町「それは、雪乃さんに手伝ってもらうしかないでしょう」

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