過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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159: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:14:14.55 ID:FNh+H8Zv0

陽乃「それに何より、あの2人は捻くれてるし、周りがなんやかやと騒ぐと、むしろ反発しちゃうんだよね」

娘「なるほど。それもそうですね。たしかにお父さんは捻くれてるしマイペースですから、2人きりにさせて自分達でやらせた方がいいかもです」

以下略



160: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:14:56.33 ID:FNh+H8Zv0

陽乃「じゃあ、まず娘ちゃんは頃合いを見計らって、お母さんに大事な話があると言って医務室へ連れていってもらおうか。それでつぎにお父さんを呼ぶ方法なんだけど……」

娘「過去に近づけるなら、お父さんに怪我してもらいます?」

以下略



161: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:15:38.77 ID:FNh+H8Zv0

陽乃「――まったく。あと娘ちゃん、未来へ帰る準備も忘れないでね。今夜の9時20分に会場近くの建物に雷が落ちるから、少なくとも9時5分くらいにはそこで準備したいね」

 陽乃さんの言葉で、もう1つの仕事を思い出しました。私には、未来へ戻るという仕事が残っているのです。
 本来なら、事前に準備して屈光カーテンで隠しておけばいいのですが、あのカーテンを若陽乃さんの部屋に置いてきてしまったので、準備したものを隠しておくことができないのです。
以下略



162: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:16:12.39 ID:FNh+H8Zv0

陽乃「ちなみに娘ちゃん、今日は未来の写真を見た?」

娘「えっ?まだ見てないですけど」

以下略



163: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:18:42.97 ID:FNh+H8Zv0

――パーティ会場前  18時30分 落雷まで残り2時間50分

 人混みをかき分けながら、ようやく会場へと到着しました。
 会場は、役所が管理している小さなホールです。周りには別棟も建っています。
以下略



164: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:19:23.42 ID:FNh+H8Zv0

 そうしてお父さんと合流したところで、一緒に会場の施設へと入っていきます。その途中、手持ちのポシェットから通信機がそろりと飛びだしてきました。

陽乃(娘ちゃん、分かってる? ここではお父さんの好感度を上げちゃダメだからね。むしろ幻滅させちゃうくらいでいくんだよ)

以下略



165: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:20:41.80 ID:FNh+H8Zv0

――パーティ会場 19時30分  落雷まで残り1時間50分

雪乃「由比ヶ浜さん、二人の様子はどう?」

以下略



166: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:21:16.49 ID:FNh+H8Zv0

――パーティ会場 20時0分  落雷まで残り1時間20分

娘「中学時代の部活ですか。ふっふっふ。確かに最初は友達作れるかなぁって思って入りましたけどね。三日でバックレてやりましたよ。えっへん」

以下略



167: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:21:59.60 ID:FNh+H8Zv0

――パーティ会場  20時30分 落雷まで残り50分

ワイワイガヤガヤ

以下略



168: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2016/06/18(土) 22:23:23.23 ID:FNh+H8Zv0

 私はお父さんの腕を引っぱって会場を抜け出し、医務室のある棟へ向かいます。
 なんかこうしてると、お父さんと遊園地へ行った時を思い出します。
お父さんはたいてい、私やお母さんが引っぱらないとすぐベンチに座っちゃうのです。
まったく、たかがパンさんのバンブーファイトを12周したくらいでバテてるようでは、一家の大黒柱にはなれんのです。
以下略



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