過去ログ - 【募集系】平行世界の聖杯戦争【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【募集系】平行世界の聖杯戦争【安価】

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899: ◆BX96/KwFHU[saga]
2016/09/25(日) 19:47:40.52 ID:IgkxjVrDo

　「……まあ、ぼちぼちだ」

　エーブリーの視線が、脇の方にゆっくりと逸れた。どうやら、其方も芳しくはないらしい。

　「真名やその性能については大方把握できたが……運用面での問題が甚だしい。
　アサシンが、私では不足があると言ったのも理解出来たよ」

　「……？」

　「トンネルでの一部始終を思い出せ。あれが全てだ」

　「はあ……」

　それで話は終わりとばかりに、エーブリーはサッシャに背を向けて、部屋の奥へと戻っていった。
　サッシャには、トンネルでの一部始終とやらが何を表しているのかすら見当がつかなかった。

　×××

　結局、エーブリーとの対話では特に収穫もなく……サッシャは大英博物館図書室に行って文字の正体を突き止めることにした。
　エーブリーの意見に従えば、魔術をちらつかせるような行動は極力避けた方がいいということになる。バーサーカーの随伴も避けた方がいいということになるだろう。
　が、それはエーブリーが、ユーリエとサッシャの邂逅を知らないから。
　もしまかり間違ってユーリエに見つかるようなことがあれば、空手の状態ではまず生き残ることは出来ないだろう。
　場合によっては、自分が聖杯戦争の参加者だということも気づかれないままに、窮地に追い込まれてしまうかも知れない。

　バーサーカーは強力なサーヴァントだ。少なくとも、並み程度のサーヴァントに対しては十分に互角以上の戦いを望めるステータスがある。
　バーサーカーを連れていれば、少なくとも一対一の状況においては、その場を生き残るという、その点に限っては、
　絶対の安全が担保されていると言って過言ではないだろう。

【安価】
１、バーサーカーを随伴し、図書館に向かう
２、バーサーカーを連れず、単身図書館に向かう
３、その他

20:00より↓２

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