過去ログ - 【ガルパン】エリカ「大学落ちたのでバーを経営することになった」【安価】
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523: ◆5XLLhK8kNI[sage]
2016/06/09(木) 14:05:43.36 ID:tD336Xjj0
遭遇 その2

エリカ「だいぶ日が傾いてきたわね」

ミカ「それじゃ空港に向かうとしよう。流石に船は時間がかかりすぎるからね」

アールグレイ「あなたのことだから船で行くと思っていましたが……まぁエリカの疲労のことを考えるとそれがいいかもしれませんね」

エリカ「それじゃ日本に帰ったら三人で温泉にでも行きませんか?日本で温泉旅行を企画してくれている人がいるんですよ」

ミカ「それは楽しそうだね」

??「み、見つけた……」

アールグレイ「あなたは……」




みほ「エリカ……さん!」

エリカ「……」

ミカ「こんなタイミングで……!」

アールグレイ「っ!何をしに来たのでしょうか……?見ての通り、私たちは家族旅行の最中なのですが」

みほ「エリカさん!私、話を聞いていてもたってもいられなくて……」

アールグレイ「みほさん、今は!」

みほ「エリカさん。お姉ちゃんも愛里寿ちゃんも心配しています……だから、」

エリカ「だから、何?」

三人「!?」

みほ「エリカ、さん……?」

アールグレイ(なんて声なの……)

ミカ(明らかな拒絶の意思が籠った言葉。もしかしたら私たちは選択を見誤ったかもしれないね)

エリカ「答えてみほ。あなたはそのあとなんて言おうとしたのか」

みほ「その……だから……」

エリカ「……っ!」ドンっ!!

みほ「きゃっ!」

アールグレイ「エリカ!やりすぎだ!」

エリカ「どうせあなたも私のことを虐めに来たんでしょ?嘲笑いに来たんでしょう?」

エリカ「こんなみすぼらしい私を……!!」

みほ「そ、そんなこと!」

エリカ「どうせあなたも!!私を騙してたんでしょ!!!」

エリカ「黒森峰からいなくなったのも私をより深く西住家に関わらせるために!!!店に来ては私の監視!!!あげく家でも!!!」

エリカ「私はもう嫌なのよ!!西住流も島田流も!!!私たちの幸せを壊すものはすべて!!」

みほ「そんなこと……私は……!」

エリカ「お願いだから邪魔しないで……もしこれ以上踏み入るのなら私はあなたを本気で……」

「殺しそうになるから」

みほ「えりか、さぁん…!」

エリカ「もう私は行くわ……ついてこないで」

みほ「そんな……こんなのって……」

エリカ「あなたもこんな女のことを忘れなさい……私のせいであなたまで悲しむ必要はないんだから」

そう、全部悪いのは私。でも、そんな私を許してくれるのはその痛みを理解してくれるお姉様方だけ。

そのお姉様との絆を壊そうとするやつらは……

「守ってみせるわよ……[ピーーー]ことになってでも」


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