過去ログ - 相葉夕美「まじかるストロベリィ」
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1: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:36:01.92 ID:777dVzaiO

※クロスではありません、デレマスです。
 設定や性格が一部異なります。
 原作ドラマ化して346プロのアイドルが出演している、くらいの感覚でご覧ください。

〜chapter0:相葉夕美、大学生〜

i.imgur.com

大学の帰り道、小さな鉢植えを拾った。

花壇の端に置いてあったその鉢には、
「ひろって下さい」って小さなカードが添えられていた。

植物を粗末にするってことには悲しくなるけど、
この鉢の持ち主さんにはきっと事情があったんだよね。

「それにしても珍しい、なんて花なんだろう」

私もそれなりに植物には詳しいつもりなんだけど、ちょっとどんな品種だか見当がつかない。

とりあえず独り暮らしの部屋の隅、小さな私の園芸コーナーにその鉢を持っていく。

「みんな、新しいお友達だよ」

仲間に囲まれたその植物は心なしか嬉しそうにしていた。

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2: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:38:20.94 ID:777dVzaiO
夜、夢を見た。

小学生くらいの小さな可愛い女の子。

さっき公園で見つけた鉢を手に持って微笑んでいる。
以下略



3: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:46:48.65 ID:777dVzaiO
「おはようございます」

目が覚めるとやっぱり女の子の姿が目の前にあった。

ありす「私、ありすと申します」
以下略



4: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:48:35.26 ID:777dVzaiO
夕美「とりあえず朝ごはん食べようか」

ありす「はい、お手伝いします!」

トーストを焼きながらTVを付ける。
以下略



5: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:50:19.14 ID:777dVzaiO
夕美「ありすちゃん、良かったらこれ使ってみる?」

ありす「なんですか、これ」

夕美「タブレットっていうんだよ。いろんな事が調べられるの」
以下略



6: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:52:26.09 ID:777dVzaiO
〜chapter1:魔法苺〜

ありす「ご主人様の部屋は、植物がたくさんあるんですね」

夕美「一人暮らしだからあまり置けないんだけどね」
以下略



7: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:54:21.74 ID:777dVzaiO
ありす「この花、きれいに咲いていますね」

夕美「キンギョソウだよ、私の誕生花の一つなんだ」

夕美「花言葉はおしゃべりとか清純な心っていうんだよ」
以下略



8: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:55:53.88 ID:777dVzaiO
ありす「ご主人様は花を育てるのが上手いんですね」

夕美「私ね、いつか大きな家に住んで広い庭でガーデニングするのが夢なんだ」

ありす「素敵ですね」
以下略



9: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:58:02.22 ID:777dVzaiO
ありす「ご主人様、見てください!」

夕美「ん、どうしたのかな?」

ありす「やっと私(魔法苺)にも実が付きました」
以下略



10: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 13:59:58.62 ID:777dVzaiO
ガラガラ…

ありす「…星がきれいだな…」

ありす「ご主人様…ありがとうって言ってくれた…嬉しいな…」
以下略



11: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:01:50.86 ID:777dVzaiO
夕美「今の私はおっきなお庭よりもありすちゃんが側にいる方が楽しいんだからね」

ありす「はい、ありがとうございます」

夕美「あれ、でも、もしこのイチゴ食べて『ありすちゃんとずっと一緒にいられますように』ってお願いしたらどうなるのかな?」
以下略



12: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:27:37.91 ID:777dVzaiO
〜chapter2:鷺沢文香とーじょー〜

ピンポーン

ありす「あ、ご主人さま、おかえりなさ…」
以下略



13: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:29:09.85 ID:777dVzaiO
文香「お邪魔します」

夕美「今お茶を入れるからリラックスしててね」

文香「あの…そちらは…妹さんですか」
以下略



14: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:32:22.13 ID:777dVzaiO
ことっ

夕美「はい、カモミールで淹れたハーブティーだよ」

文香「ありがとうございます。とても良い香りですね」
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15: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:36:07.30 ID:777dVzaiO
〜chapter3:延原訳〜

ありす「わ、私だって本くらい読みます」

文香「そうなのですか!どのようなジャンルの書籍を好まれますか」
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16: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:37:55.60 ID:777dVzaiO
文香「もしよろしければ、ありすさんの読んでいる本を見せていただけますか」

ありす「え…まあいいですけど。はい、これです」

文香「あの…私は電子書籍というものに馴染みがないのですが、これはどう操作すれば良いのでしょうか?」
以下略



17: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:40:36.56 ID:777dVzaiO
文香「ありすさんの読まれていた出版社のものはとても流麗な訳でヴィクトリア朝の雰囲気を良く醸し出しているのですが、子供が読むには少々表現が難解だと思われます」

ありす「はあ」

文香「こちらの本は入門用に優しい言葉を使っていますし、収録されている作品も代表作ばかりなので初めて読む方にもお勧めできると思います」
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18: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:54:53.58 ID:777dVzaiO
〜chapter4:green hand, green thumb〜

文香「ところで…もしよろしければ…少し相談に乗っていただきたいのですが…」

夕美「うん、私で良ければ…なにかな?」
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19: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:56:38.48 ID:777dVzaiO
夕美「どんな育て方してるか詳しく聞かせてもらえるかな」

文香「はい、書物を紐解いて…自分なりに調べてみたのですが」

夕美「どんなことを?」
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20: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 14:58:07.29 ID:777dVzaiO
文香「あと、カリウムを多く含むと読んだので納豆も与えてみました」

夕美「納豆!?」

文香「はい、ひきわり納豆です」
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21: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/05/29(日) 15:00:19.74 ID:777dVzaiO
文香「なにせ植物を育てるのは初めてなもので…」

夕美「もう、文香さんたらいろんな事を知ってるのに…ちょっと待ってて」

文香「はあ」
以下略



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