100:名無しNIPPER[saga]
2016/06/01(水) 00:49:47.48 ID:49W9hqJ1o
楓「なんですか、その目は。そりゃあ面接で合格させたのは私ですから、受かるのは当然だと思ってましたよ? ただ、内定をあげるかどうかは私でなく上が判断するので……」
美優は、言われてみれば、と思ったが、それでも面接を担当したのだから内定者くらい把握していてもいいだろう。
美優「すみません、こんな適当な人ですが……」
美波「いえいえ、私の方こそ、来年からよろしくお願いします。高垣先輩」
美波と美優がまたもやぺこぺこお辞儀しながら、3人と2人は別れた。
楓も美優も、それぞれ別の意味で気疲れした。
楓「……私、なんとなく思ったんですけど」
美優「はい?」
楓「美優さんと新田さんって、雰囲気が似てますよね。姉妹みたいな感じで」
美優「そうですか? あちらの方が私なんかよりしっかりしてると思いますけど……」
蘭子「うん。みゆさんとあの人、似てると思う」
蘭子まで同意するので、美優は「そうかなあ」となんとなく受け入れた。
楓「……結婚、ねえ」
楓はなんだか取り留めのないことばかり考えていた。
楓「ねえ、蘭子。私と美優さんは結婚した方がいいと思う?」
美優「ちょっと、楓さん……」
蘭子「みゆさんとかえでさんは、愛し合ってるの?」
美優は耳まで真っ赤にして何も言えなくなった。
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