過去ログ - サトシ「100レベのトランセルで俺はポケモンマスターになってやるぜ!」
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◆Lm.jAMKRZLFA
[saga]
2016/05/31(火) 23:50:30.93 ID:tMKX5aCf0
ボールは粒子化したサーナイトを吸い込み、少し揺れた後カチッとゲットを知らせる施錠音を鳴らした。
憎しみのこもった目でサトシを睨むジュンヤ。
ジュンヤ「貴様……! 僕のさなえを! 僕のさなえをよくも……!」
サトシ「うるせぇだまれ。サーナイトを手放す理由を作ったのはてめぇだろーが。まさしく自業自得」
サトシ「サーナイト、GETだぜ!!」
ジュンヤ「う、うわあああああ!!」
我を失ったジュンヤが、トランセル刀を振りかざし凄まじい速さで襲いかかってきた。
大和魂、ここにあり。
サトシもトランセルに体当たりを命じ、双方玉砕を覚悟して突進した。
その時であった、コクーンを両手に持ったバシャーモが彼らの決闘に割り込んできたのは。
バシャーモはコクーンを巧みに使い、二人の刺突を受け止めた。
間髪入れず、鳩尾にけたぐりを二連続で叩き込む。
サトシ「ごはァッ……! バシャーモだとッ……!?」
ジュンヤ「サ……トシ! あれを見ろ! ビルの……上に、人影が!」
呻く二人をビルの屋上から見下ろす一つの影があった。
月光を背に佇むそれは、少年のように見えた。
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