過去ログ - サトシ「100レベのトランセルで俺はポケモンマスターになってやるぜ!」
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261
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◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/01(木) 23:52:07.33 ID:5t5Qn28X0
先に動いたのは、メガルナトーンであった。
右腕で先制技のマッハパンチを繰り出す。
サーナイトは弾丸の如き速さで突き出された拳を見切り、その勢いを利用して背負い投げる。
メガルナトーンも負けじと、伸ばしたもう片方の腕でサーナイトの胸倉を掴み、投げられると同時にカウンターを決める。
投げては投げられ、投げては投げられの繰り返し。
以下略
262
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◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/01(木) 23:52:46.39 ID:5t5Qn28X0
顔、肩、胸、腹。
次々に弱点を狙って連撃を放つ。
多くのポケモンと闘ってきたサトシでさえも、沙亜夜のインファイトには動体視力が追い付かない。
まるでメガルナトーンが痙攣しながら空中浮遊しているかのようだ。無論、サイコキネシスを喰らっているわけではない。
れっきとした肉と肉のぶつかり合い、格闘タイプのみ許された拳による破壊の応酬である。
以下略
263
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/01(木) 23:53:49.12 ID:5t5Qn28X0
メガルナトーン「コメットパンチヲ、ウタナケレバ、ハイボクスルノハ、オレデアッタヨ」
月魔人はサーナイトの頭を掴んで持ち上げると、もう一発パンチを腹に打ち、サトシの方へ蹴り飛ばした。
息はあるようだが、『瀕死』の状態で、戦うことなど到底できない。
以下略
264
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◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/01(木) 23:54:37.12 ID:5t5Qn28X0
サトシ「なに、待てだと? ふざけたことほざいてんじゃねぇ! 今逃げたら、千載一遇のチャンスを取りこぼしちまうだろが!」
メガソルロック「タダイマ、モドッタッス」
研究所の奥から、掠れた声が聞こえた。
以下略
265
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◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/01(木) 23:57:37.82 ID:5t5Qn28X0
すると、メガソルロックの姿が溶け始めた雪だるまのように崩れ、一匹の黒い大柄な狐が現れた。
ゾロアーク「流石はメガ個体の失敗作。加えて頭も悪いと来ちゃ、もう救いようがないねぇ」
サトシ「お、お前はトキワシティの民宿で会った、ゾロアークじゃねぇか! どうしてここに……」
以下略
266
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◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/02(金) 00:00:01.36 ID:7pbJxlE00
沙亜夜「サイコソーダで、傷を治してください。私が買っておきました」
サトシ「気持ちはありがたいがな。それはお前が飲むモンだ。この程度の骨折、気合でどうにでもならァ」
沙亜夜「何ふざけたことを言ってるんです。私はサイコソーダを飲んでも、戦闘には参加できません、けど、サトシさん。あなたならできる。メガルナトーンを討てる」
以下略
267
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/02(金) 00:04:34.32 ID:7pbJxlE00
蛹の紋章が彫り込まれた柄を握ると、身体の奥から力が湧いてくる。
地面から刀を抜き、斬れ味を確かめるように素振りした。
一颯、また一颯。
空間を斬るごとに、段々と自分が強くなっていく気がする。
以下略
268
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/02(金) 00:07:50.71 ID:7pbJxlE00
サトシ「これで終わりだッ! メガトランセル、たいあたりッ!」
メガルナトーン「ウンガアアアアアッ!」
サトシ「いい加減、死にやがれクソがあああああッ!」
以下略
269
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/02(金) 00:09:06.07 ID:7pbJxlE00
サトシ「いや……これ、グレンシティのバッジですよね。まだジムにも挑んでいないのに。つーか、どうしてこのバッジを博士が持ってるんだ。カツラのおっさんの物じゃないんですか?」
オーキド「カツラなら、イッシュに飛ばしておいたぞ」
サトシ「あァ?」
以下略
270
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/02(金) 00:10:12.12 ID:7pbJxlE00
研究員は無言で、わめくポケモンを装置に押し込んだ。
ギュムッと音がして、電源を入れてもいないのに装置が起動した。
ロトム図鑑「ちわ〜……ロトムです……よろしく」
以下略
271
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/02(金) 00:13:49.37 ID:7pbJxlE00
サトシ「お前、シゲルのポケモンだろ? どうして俺の後なんかついてきたんだよ」
ゾロアーク「あのままズラかるのも良かったけどね。シゲルの言葉を思い出したんだ。『万が一ぼくがお前と走れなくなったら、あの頼りないサトシを支えてやってくれ』ってね」
サトシ「あのキザ野郎……。負けた時のことなんぞ考えやがって。俺達ポケモントレーナーには、勝ち続けるしか道はないだろうが……」
以下略
272
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/12/02(金) 07:11:00.56 ID:0MKbo7ZSo
ksk
273
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/12/02(金) 11:46:30.81 ID:+V6xGI+E0
ロロノア・ゾロリ
274
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/02(金) 22:32:17.39 ID:7pbJxlE00
サトシ「特に深い理由はねーよ。ただ、ゾロアークって名前を聞くと何となく思い出しちまったんだ。海賊王になりたいガキの漫画と、イノシシを二匹従えた大怪盗の漫画をよ。昔、よく読んでたっけな」
オーキド「ということはサトシ、ゾロアークの名前を漫画の登場人物から引っ張ってきたのじゃな!? なんと適当な……」
呆れた表情のオーキドとは正反対に、ゾロアークは満足げであった。
以下略
275
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/02(金) 22:33:03.58 ID:7pbJxlE00
今回はここまで
次回、シオンタウンでレッドが暴れまくる
276
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/12/07(水) 23:08:31.02 ID:icI/29F90
乙
なかなか熱かった
277
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/12(月) 23:00:24.11 ID:VeWpup9B0
化け狐との契約が終了した後、サトシは老博士に次のジムがあるタマムシシティへの最短ルートを尋ねた。
レッドよりも先にジムリーダー・エリカとバトルを挑み、レインボーバッジをもぎ取らねばならないからだ。
これまで全てのジム戦を先越されているサトシにとって、到着の早さは死活問題であった。
老博士とロトム図鑑が同時に答える。
以下略
278
:
◆bo5WNfoWAY
[saga]
2016/12/12(月) 23:06:21.43 ID:VeWpup9B0
聞き覚えのある声に驚いて振り向くと、フレンドリィショップで戦った麗しき女店員が立っていた。
店内で会った時は青と白を基調とした縞模様の作業服だったが、今は大きく胸元の開いた黒いコートを身に着けている。
人間、服装を変えるだけでこうも見え方が変わるのか。
薔薇のような気品も、雌獅子のような威圧感も以前とは桁違い。
サトシは息の詰まる思いで、ごくりと唾を飲み込んだ。
以下略
279
:
名無しNIPPER
2017/01/05(木) 23:56:40.32 ID:BFSrqk130
a
280
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/01/27(金) 16:30:50.62 ID:+kIZqKIAO
まだ
281
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/02/24(金) 16:41:18.38 ID:959nkUR90
【ゴンベッサ(先原直樹)】
fsm.vip2ch.com
SS痛いコピペ「で、無視...と。」の作者
以下略
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