過去ログ - サトシ「100レベのトランセルで俺はポケモンマスターになってやるぜ!」
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◆Lm.jAMKRZLFA
[saga]
2016/06/01(水) 00:28:37.21 ID:jn6QrRSX0
道中、血の匂いを嗅ぎつけたズバットの群れに襲撃されたり、座った岩がゴローンであったりと災難に絶えなかった。
それでもサトシは、サーナイトを決して放り出しはしなかった。
土砂降りの中、何故ここまで必死になって自分を見限ったサーナイトを運んでいるのか。
それはサトシ自身にも分からない。
ただ、打算によるものでないことは明らかだった。
無意識の内に、サーナイトを助けようという感情が芽生えていたのだ。
サトシ「博士の言ったことがようやく分かりかけてきた気がするぜ……」
どれくらい歩いただろうか、斜面は緩やかになり、砂利道は舗装された道になっている。
それはハナダシティが近いことを暗にほのめかしていた。
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