過去ログ - サトシ「100レベのトランセルで俺はポケモンマスターになってやるぜ!」
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81: ◆Lm.jAMKRZLFA[saga]
2016/06/01(水) 00:29:50.85 ID:jn6QrRSX0
淡々と語るジョーイと対照的に、サトシは苦虫を噛み潰した様な表情をしている。
自分の無力さを呪っても、沙亜夜の毒が抜けるわけではない。
時計は午前三時を告げ、無性に人恋しくなったサトシはPCでSkypeを起動した。

オーキド「おお、サトシ君! こんな夜更けにどうしたのだね」

サトシ「博士、前に言いましたよね。トランセルを俺に渡した意味。ただの暴力兵器ではないってこと」

オーキド「ふむ……サトシよ。精悍さが以前より一段と増しておるな。遂に真意を悟りおったか……」

サトシ「ただ物を奪うだけの矛でなく、弱者を守る盾として使え。博士はそう仰りたいのでしょう?」

サトシ「手持ちのサーナイトがウツボットに襲われているのを助けたんです。沙亜夜を守ること以外、何も考えていなかった……」

サトシ「でもあいつは今、毒で瀕死なんです。結局俺は、サーナイト一匹すら救えなかったんだ」

オーキド「まだ死亡したとは宣告されてなかろう。ならばできるだけ傍にいてやれ。それがサーナイトの救いへと繋がるのじゃ」

オーキド「時にサトシ君、約束通りトランセルをメガシンカさせる『トランセルナイト』を進呈しようと思うのじゃが」

オーキド「サーナイトの毒抜きが済んだら、マサラタウンに戻ってきてもらえるか?」

サトシ「済みません、ハナダシティに着いたからにはジムリーダーとバトルしてからでないと」

オーキド「ふむ……わしにしね と いうんだな!」

サトシ「は!?」


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