過去ログ - フレデリカ「アタシPンコツアンドロイド」
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54: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:33:55.57 ID:zPFfeAqvo
だからだろうか。
口先三寸、超絶舌技で切り抜けようとしていたはずなのに。

全裸でフレデリカの裸エプロンを想像して断続的に股間から無駄撃ちを続ける自分に、優しく棒を握るように包み込むフレデリカを裏切ることなどできようか。

以下略



55: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:34:25.10 ID:zPFfeAqvo
「……少しだけ、後悔しているんだ。
フレデリカをアイドルにしてしまったことを」

「んーーどして? 」

以下略



56: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:34:54.79 ID:zPFfeAqvo
「フレデリカが始めてオーディションに来たときは正直軽い気持ちだった、だろ?」

「まぁ、そうかも。友達と盛り上がっちゃって、勢いばんばんばーん! て感じだったし」

「はは。だよなぁ。でも俺はそんなフレデリカに、一目惚れしたんだ。ああ、この子は規格外だってな」
以下略



57: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:35:51.54 ID:zPFfeAqvo
「フンフンフン。フレちゃんJASも認定不可noな規格むり品だもんね〜。へへ」

「その分苦労もしたけどな。 大御所さんの鬘でお手玉したときは流石に処刑台を覚悟したよ」

「あれはゴメンて言ったじゃん。も〜。お陰で気に入られたしもーまんたいだったのにー」
以下略



58: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:37:02.44 ID:zPFfeAqvo
「まあ、なんていうか……なんだっけ?」

「フレちゃんの真似っこ? んー控えめに言って100点! 10点満点の♪」

「限界越えてるじゃないか。……あーなんだ。 フレデリカの夢はデザイナーになること、だろ?」
以下略



59: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:38:07.60 ID:zPFfeAqvo
「アイドルを続けることは、その夢から離れているんじゃないだろうか。そう俺は思うんだ。短大でデザインを学ぶ。でも、それは他の子達に比べて短い。アイドルに時間を費やしているからだ」

プロデューサーの中で、フレデリカが売れていくほどに仕事が多くなるほどに溜まっていったしこり。
オナ禁した精子が一週間で入れ替わるのとは違って、それは袋にたぽたぽに溜まり続けていたのだ。

以下略



60: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:38:46.29 ID:zPFfeAqvo
けれどそんな男〈♂〉の愚かさを祓うのはいつだって、強い女〈♀〉だ。

「プロデューサー」

すぅ……と、萎みかけた魔羅をしゃぶって膨らますような、優しいフレデリカの声音。
以下略



61: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:39:38.35 ID:zPFfeAqvo
「だからアタシも、『宮本フレデリカ』はこうじゃなきゃって、『宮本フレデリカ』ならこうするって。なんとなく意識して動いてた。オーディションだって、友達が薦めてくれたら、二の句もなくOKするのが『宮本フレデリカ』だったから」

「………」

「だから、オーディションで『君が欲しい。その自由の中の憂いが俺を掴んでやまないんだ』なーんて♪ わお! 気分はまるでシンデレラ☆ 〈プロデューサー著:フレデリカの初恋〉の始まり始まりなのでした」


62: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:40:08.72 ID:zPFfeAqvo
そう、たくさんのことがあった。
語りきれない多くのことが。
泣き、笑い、揉み、喘ぎ。
それはけして色褪せない二人だけの宝物。

以下略



63: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:40:51.94 ID:zPFfeAqvo
「何よりプロデューサーに会ったから。 アタシなんかよりず〜〜っとフリーダムなプロデューサー。 アタシの楔を解いてくれたのは、魔法をかけてくれたのはプロデューサー」

「そんな大した男じゃない。おれは。どこにでもいる28の紳士だ」

「フフ。 その紳士っていうのも聞きすぎちゃったかも。 アタシが憧れて、アタシが求めて、アタシが外したげたくなった、新しい夢のひとつ。たくさんの夢の中の、大切なひとつ」
以下略



64: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:41:48.86 ID:zPFfeAqvo
「アタシ、プロデューサーのせいでほんとにフリーダムになっちゃった♪ そりゃあ、デザイナーにはなりたいよ? というかなる! なるべくしてなるのだ! フレデリカ宮もーとは! あらもーと!」

突然、宣誓のようにフレデリカが大きな声をあげる。
そこには戦に向かうヴァルキリーのように、処女めいた美しさがあった。

以下略



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