過去ログ - 十一年後の名探偵
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11: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/06(月) 06:34:38.96 ID:AVFEXgvo0
勿論、早い段階で失踪届けは警察に提出されていた。

しかし、一向に見つからず、七年が経過、赤城みりあは行方不明のまま死亡認定された。


以下略



12: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/06(月) 06:35:18.62 ID:AVFEXgvo0
たまに父と母がゆりあを見て、とても辛そうにしているのはそのせいなのかもしれない。

だからこそ、父母は姉の二の轍を踏まない様に、ゆりあの体にチップまで埋め込んだのだろう。


以下略



13: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/06(月) 06:35:47.75 ID:AVFEXgvo0
だが、行方不明と言う宙ぶらりんの状態では
薄い希望を何時までも抱えて辛い人生を生きて行かなくてはならない。


それを見続ける事はゆりあには耐えられなかった。
以下略



14: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/06(月) 06:36:13.63 ID:AVFEXgvo0
雑然と積まれた段ボールを避ける様にして薄暗い階段を登るとやけに達筆な字で、

【安斎探偵事務所】

と書かれた看板が目に入った。
以下略



15: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/06(月) 06:36:44.35 ID:AVFEXgvo0
ゆりあが所在無げにソファーに座っていると、
しばらくして都は湯気の立ったマグカップを両手に持ち、ゆりあの元へ戻って来た。


勧められたブラックのブレンドコーヒーはゆりあには少し――大分苦かったが、有難く頂く事にした。
以下略



16: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/06(月) 06:39:29.10 ID:AVFEXgvo0
しばらく珈琲を口に運びながら無言で腰掛けていたが、やがてゆりあは遠慮がちに、


「あの…姉の事なんですけど…」と要件を切り出した。

以下略



17: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/06(月) 06:40:26.92 ID:AVFEXgvo0
「失礼ですけど…あの…そう思う理由を伺っても良いでしょうか…??」

都は、探偵は、何を論拠にその様な絶望をゆりあに告げるのか。

どうしてもその理由が知りたいと、ゆりあは思った。
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2016/06/06(月) 07:18:31.03 ID:UNUobbydo
きたい


19:名無しNIPPER[sage]
2016/06/06(月) 12:36:10.19 ID:4KayPM0Eo
>>1
タイトルにモバマスって入れてよ


20:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 01:43:02.58 ID:P9rnkJdY0
>>1
そっ閉じしてよ


21:名無しNIPPER[sage]
2016/06/07(火) 21:43:49.05 ID:P9rnkJdY0
しまった、>>1じゃなくって>>19に対してだった
ごめんなさい


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