過去ログ - 十一年後の名探偵
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24: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/08(水) 07:45:04.28 ID:cCL46tr00
残念ながらステージに立つ選抜には漏れてしまったが、裏方として働いている。

その都の視線の先に赤城みりあは居た。

舞台に立つメンバーの中で一番年下ながらも強烈な存在感を放ち、このリハーサルでも絶好調。
以下略



25: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/08(水) 07:45:34.97 ID:cCL46tr00
「都ちゃん!ありがとー!!」

満面の笑顔でタオルを受け取り気持ちよさそうに顔を拭くみりあ、
都はこの屈託のない年下のトップアイドルの笑顔が大好きだった。

以下略



26: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/08(水) 07:46:07.54 ID:cCL46tr00
当時都が警察が来るまでに警備員達に聞き込んだ所によると、


アイドル、スタッフをはじめ、人の出入りは激しかったが、赤城みりあは出てこなかった。
小学生が出入りすれば流石に気づく。間違いない。
以下略



27: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/08(水) 07:46:35.44 ID:cCL46tr00
都もアイドル活動の傍ら、いや、もしかしたらそれ以上の熱心さでみりあの行方を追った。

探偵アイドルの矜持ではなく、ただ、悲しむプロデューサーや仲間のため、そして何より友達であるみりあの為に。


以下略



28: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/08(水) 07:47:02.43 ID:cCL46tr00
「以上が十一年前の顛末だ。」都が俯いて辛そうに呟く。

未だに彼女の中では消化できない過去なのだろう。


以下略



29: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/08(水) 07:47:50.05 ID:cCL46tr00
「しかもその段階で十中八九、意識不明乃至遺体となっていたんだろうね。みりあちゃんは責任感のある子だったし、
ライブにとてもやる気を見せていた。直前に誰にも告げずに黙って会場から姿を消すことに同意するとはとても思えない」

都は確信めいた眼つきで断定した。

以下略



30: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/08(水) 07:48:17.73 ID:cCL46tr00
そう都が語るのを聞いて、ゆりあは俯いて都に聞いた、


「姉は…他の人達に…例えば他のアイドルの人達に嫌われていたんでしょうか…??」

以下略



31: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/08(水) 07:48:43.24 ID:cCL46tr00
「でもね、犯行が可能だった全員にみりあちゃんを害する動機が極めて薄いんだ。
さっきも言っての通りみりあちゃんはみんなに好かれていたからね?
私もこのメンバーの中にみりあちゃんをどうにかする人物がいるなんて考えられないよ。」


以下略



32:名無しNIPPER[sage]
2016/06/08(水) 13:04:02.08 ID:zXOHibdkO
あんたか
期待


33: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/06/10(金) 08:15:10.12 ID:j9Trbnxr0
一人目はプロデューサー。
 
みりあをはじめ幾多のアイドルをトップアイドルに押し上げた敏腕プロデューサー。
当時はみりあの才能を見出し、掛かりきりでトップアイドルに押し上げた。

以下略



34: ◆Q/Ox.g8wNA
2016/06/10(金) 08:15:48.78 ID:j9Trbnxr0
三人目は島村卯月 超人気ユニット『ニュージェネレーションズ』の一員。

養成所で長年下積みを積み、デビュー後も苦労を重ねた努力派。
遅咲き故に11歳で超人気アイドルまで駆け上ったみりあの事を、眩しく思うとインタビューで答えていた。

以下略



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