過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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117: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2016/06/08(水) 23:22:22.17 ID:RPa3KIXbo
真姫☆「あなたには何か、考えていることはないの?あっちの私をアイドル専攻から抜け出させる方法」

希「ひとつだけあるとすれば…、えりちの本心の言葉を、西木野さんに聞かせる…かな」

希「えりちは西木野さんのことを信頼して…なんて言ってたけど、そんなはずない」

希「自分が都合よく動かせられるから…西木野さんを選んだにほかならないはずや」

希「愛するなんて、形だけ。西木野さんは騙されているだけに過ぎないんだって、彼女に気づかせれば…」

真姫☆「…それで、本当にいけると思う?」

希「えっ…」

真姫☆「私は…それじゃダメだと思うわ」

希「そ、そんな…。なんでそう思うん?」

真姫☆「きっと私なら…騙されていてもいい、って考えるもの」

希「騙されていても…?」

真姫☆「形だけでも…愛されていたい、って」

真姫☆「相思相愛でなくても、愛されるという行為を受けてじぶんが満ち足りていればただそれでいい」

真姫☆「そういう考えなはずよ。アイツは」

希「そうなん…?」

真姫☆「…まぁ、私だとしたらそう思うかも、って想像だけど。でも私とアイツは一応同一人物だし」

真姫☆「アレはアレで、引っ込み思案っぽく見えて…意外と我が強いヤツよ」

真姫☆「自分が正しいと思うことは正しい…そう思いこんで止まないタイプ」

真姫☆「彼女に考えを変えさせるなら…もっと根本から叩き直すべきね」

希「叩き直す…、具体的に言うと、どうするべき?」

真姫☆「つまり、愛されることが幸せでないと考えさせる」

真姫☆「あなたの言うように、仲間を持つことが大事なのだと考えさせることが必要だと、私は考えるわ」

希「西木野さんに、仲間を大事に思わせる…」

希「…でもそれは、無理やよ」

希「今の西木野さんに…えりち以外の言葉は届かない」

希「そうするならやっぱりまずはえりちの本心を聞かせて信頼を緩める方が…」

真姫☆「そうしても、愛されることが幸せだと考えているうちは、彼女の本心を語っても信頼は揺るがないわ」

真姫☆「信頼といっても、一方的に依存しているだけだもの。絵里が必要でないと思わせることの方が優先されるわ」

希「でも説得しようとしても…」

真姫☆「彼女は話を聞かない、でしょうね…」

希「これじゃあいつまでたってもイタチごっこやん…。どうしようもない…」

真姫☆「…私だけの考えじゃ、どうしようもならないわね」

真姫☆「もう夜も遅いし、明日…、休日だし、神田明神でみんなの考えも聞いてみましょう」

希「そっか…、明日は学校じゃないから真姫ちゃんも一緒に練習、できるんよね。ふふ、みんな喜ぶやん」

真姫☆「…、それがね…」

希「ん…?」


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